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国文学科からのお知らせ

2019/11/29

イベント

国文学科特別講義「日本語教師という仕事」を開催しました。

11月19日(水)に特別講義「日本語教師という仕事」が行われました。講師は谷山徹氏。谷山氏は、長年日本語教育に携わっておられるベテランの先生で、奈良大学国文学科の第五期の卒業生です。

 講義では、まず、近年、需要が増している日本語教師がどのような仕事をするのか、について説明があり、日本語の教授方法の種類、日本語検定試験など、「国語」とは違う「日本語」教育の世界を知ることができました。次に、日本語を教える場面で外国人の日本語学習者が間違えやすい日本語の問題について、具体例をもとに解説がなされました。たとえば、「「私は去年、大学から卒業しました」。なんだか変ですね。どうしてでしょう?」、「「遅れる」・「遅刻する」。どのように使い分ければいいでしょう?」など、感覚的にわかっていても実際外国の人々に説明するときに困ってしまうような問題でした。

 最後に、日本語教師に必要なものとして、1、豊かな知識に確かな技術、2、学習者の母語に関心を持つ、3、開拓精神、の3つが必要だとまとめられました。日本語教師は、日本語を介しての異文化交流でもあると感じた講義でした。

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