対象者別メニュー

ACADEMIC

学部・大学院

史学科からのお知らせ

2021/12/03

ニュース

奈良大学文学部史学科の所蔵史料が東京大学史料編纂所編纂『大日本史料』第10編之30(天正3年5月)に掲載されました。

奈良大学文学部史学科の所蔵史料が東京大学史料編纂所編纂『大日本史料』第10編之30(天正3年5月)に掲載されました。

 

史料編纂所HPによれば、「『大日本史料』は、歴史上の重要事件を「綱文」と称する事件の概要をあらわす文章で示し、その関連史料を列挙したものです。史料にはその事件に関連して出された文書、事件を知る人が書き残した記録、系図や家譜、後世の著作や地誌など多様なものがあります。これらを事件の推移が分かりやすいように整理して掲げています。」と説明されています。

 

このうち第10編は、永禄11年~天正10年(1568~1582)、すなわち織田信長の時代の史料を所収することを目的に明治時代より編纂がすすめられている一大史料集です。

 

最新刊の第10編之30は、天正3年5月21日に関する史料がおさめられたものです。いわゆる長篠合戦における織田・徳川と武田が激突、そしてその後の史料が所収されています。そのひとつとして奈良大学文学部史学科所蔵史料である(天正3年)5月22日付織田信長黒印状写が掲載されました。

 

これまで知られていなかった史料であり、今回の刊行を機にさらなる研究の進展が待たれます。

 

 

 

 

一覧へ戻る

ページトップ