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- 12月11日(月)に奈良女子大学特任教授・木簡学会会長の舘野和己先生をお招きして、奈良大学文学部史学科特別講義がおこなわれました。
2017/12/22
イベント
12月11日(月)に奈良女子大学特任教授・木簡学会会長の舘野和己先生をお招きして、奈良大学文学部史学科特別講義がおこなわれました。
12月11日(月)に奈良大学文学部史学科特別講義がおこなわれました。
今回の特別講義にお招きした先生は、奈良女子大学特任教授・木簡学会会長の舘野和己先生でした。
史学会の学生委員が講義の内容と感想をまとめました。
【内容】
平城宮近くの邸宅跡から発見された約11万点の木簡を解読することで、その木簡が長屋王に関するものであることが分かった。
このことから、木簡が出土した邸宅跡 は長屋王の邸宅であることが判明し、出土した木簡は「長屋王家木簡」と呼称されている。
今回は、数多くの長屋王家木簡の中でも交易活動について記されたものに視点をおいての講義だった。
【感想】
奈良文化財研究所などで木簡の第一人者として活躍されてきた舘野先生のお話を聞くことが出来るということで、今回の講義を楽しみにしていました。
講義では、長屋王家木簡について交易を中心にわかりやすく説明してくださいました。
「阿射美」(あざみ)や「布々伎」(ふき)など、読んだことのなかった漢字に触れたり、長屋王が都の外で店を出していたことを知れたりなど、新しい発見もあり、視野が広がりました。
木簡一枚でも、奈良時代に生きていた人々の暮らしを沢山知ることが できるということに感銘を受け、私も本物の木簡に触れてみたいと感じました。