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文化財学科からのお知らせ

2022/07/15

授業風景

宮跡庭園の保存と活用について学ぶ!

 3年生以上を対象とした考古学特殊講義では、文化財の専門職を目指す学生のために、文化財保護行政についての授業を行っています。文化財の定義からはじまり、文化財保護法の歴史・埋蔵文化財保護行政の職務・埋蔵文化財の標準・出土品の取り扱い・史跡の整備・文化的景観・世界遺産など、文化財保護行政に携わる専門職員が行う業務について解説してきました。
 今回、文化財保護行政の最先端で働く、奈良市教育委員会の池田裕英さんをゲストスピーカーとしてお招きし、平城京左京三条二坊にある宮跡庭園の保存と活用について話をしていただきました。庭園遺跡の再整備とその活用事例の紹介をしていただくとともに、文化財庭園の今後の課題など、現地で対応をしている専門職としての生の声を聞くことができました。文化財の専門職員は、調査だけではなく、さまざまな文化財の保護・管理・活用も考えなければなりません。今回の授業を聞いて、学生たちにとっても、そのようなことを考えるきっかけになったのではないでしょうか。

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