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2021/12/06
授業風景
特別授業で「文化財研究のススメ」を聴く
文化財学科特別授業の第一弾は、3月に定年退職された植野浩三先生です。4月に入学した1回生にとって、植野先生とはちょうど入れ替わりで、初めて会う学生がほとんどでした。
特別授業では、植野先生の大学生活について、お話されるのかと思っていたら、それだけではありません。40年にわたる研究生活を紹介するなかで、初期須恵器研究の一端を話されました。その中で、研究テーマの探し方、研究の方法、そして研究姿勢などは、1回生にとって刺激的な内容であったと思います。先生の研究は、須恵器だけには収まらず、世界の窯業生産にまで広がっていきます。
そして、授業の最後に1回生に向けて、文化財研究のすすめ方として、「何かを見つけよう」「好きなものを探そう」「実物を見に行こう」「どのように調べるか考えよう」、そして「4年間楽しく過ごそう」と締めくくられていました。
このように文化財学科では、専任教員による通常授業だけでなく、時には外部の先生方による特別授業も行っています。これからも、文化財に関わる様々なテーマでの特別授業を実施していきます。