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文化財学科からのお知らせ

2019/06/18

授業風景

1年生の文化財学研究法で学外授業をおこないました

6月17日、5限目の1年生向けの専門科目である「文化財学研究法」で学外授業をおこないました。

今回は「奈良公園の遺跡見学」です。

まず奈良公園内にある興福寺の五重塔の下に集合して説明を受けた後、興福寺境内に残る遺跡を見学してまわりました。

昨年再建された中金堂の周囲にも回廊の礎石が残っていることや、整備された南大門の基壇跡の下には当時の基壇や礎石が残っていること、今はなくなってしまっているが西金堂という建物があったことなど、隆盛を誇った当時の興福寺の規模の大きさに驚きました。

その後、春日大社方面に移動し、現在は奈良国立博物館の敷地になっている場所に東西2つの塔(春日東塔院・西塔院)があり、その周囲を回廊がめぐっていたことなどを聞きました。

すでに行き慣れた奈良公園の中にも多くの遺跡が残っていることを実感しました。

解散後は、思い思いに、まだ明るいけれど人が少なくなった奈良公園で、改めて遺跡を見てまわったり、鹿とたわむれたりと、奈良でしか味わえない贅沢な時間を過ごしたようです。

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