
!
SKIP
社会学部で実際に卒業論文として書かれた内容を基に作られたこのイラスト。
どんな卒業論文が書かれていたのか、その一部をご紹介します。
大学生の対人関係にみられるSNSの呪縛
2016年度
大学生の対人関係にみられるSNSの呪縛
この研究では、俗に「SNS疲れ」と言われる現象、SNSを使った対人関係上の息苦しさに焦点をあてる。 なぜ人はSNS疲れを起こしながらもSNSを手放せずにいるのか、その呪縛ともいえるものに囚われ続けるのか。 呪縛の仕組みを構造として捉えることができれば、その解放につながると考え、大学内で聞き取り調査を行った。
ネット恋愛の認知度と偏見
2018年度
ネット恋愛の認知度と偏見
昨今はSNSで交際相手を探す恋活なるものや、結婚相手を探す婚活などが流行っているという。こうしたSNSやマッチングアプリなどを利用したネット恋愛の実際の認知度や興味、実際に経験している学生がどの程度いるのか、またそれに対する偏見があるのか、どれぐらいの比率で存在するのかということを検証する。
ランチメイト症候群に関する研究―対人関係能力が1人で食事することへの不安に与える影響について―
2014年度
ランチメイト症候群に関する研究―対人関係能力が1人で食事することへの不安に与える影響について―
ここ数年、「便所飯」を代表とする“ぼっち飯”がメディアに取り上げられている。学校や職場で一人で食事をするのはつらいが、仲間をうまく誘うこともできない。そんな現代の病理の一つとも言われる「ランチメイト症候群」と社会的スキル、学内および学外における個人行動へ対する不安の関連性について調査を行った。
偏食と箸の持ち方との関連性について―大学生の実態に関する調査―
2017年度
偏食と箸の持ち方との関連性について―大学生の実態に関する調査―
食べることにより好き嫌いが生まれ、親のしつけや食べ方により日常的な仕草が現れる。その代表的なものが箸の持ち方である。「箸の持ち方が正しくない人ほど偏食」であり、「箸の持ち方が正しい人ほど偏食する人と食事をしたくない」という仮説を立て、食嗜好尺度と偏食に対する考え方、箸の持ち方について調査を行った。
狼男と私の精神分析
2018年度
狼男と私の精神分析
幼少期に見た夢で成人になっても覚えている夢というのは人格形成に深い意味を持っている。本論文では、フロイトが精神分析をした「狼男」というニックネームの男性が幼少期に見た夢と筆者の夢を比較し、自己の精神分析を行った。
学生における涙活行動と自己没入傾向に関する研究
2017年度
学生における涙活行動と自己没入傾向に関する研究
現代社会において、涙を流すという現象、行為はあまり良い印象を持たれていない。だが、1人でストレスを抱え込んでしまう自己没入傾向の高い人に対しては、涙活は良い影響を及ぼすのではないか。本研究では学生の自己没入度や泣くことによる心理的変化の尺度、涙活経験の有無、涙活への関心や認知度について調査を行った。
大学生のブラックバイトにおける離脱・継続意思決定要因―組織コミットメントに着目して―
2016年度
大学生のブラックバイトにおける離脱・継続意思決定要因―組織コミットメントに着目して―
近年、わが国ではブラックバイトが問題になっている。ブラックバイトとは、「学生であることを尊重しないアルバイト」であるとされている。本研究ではアルバイト経験がある大学生を対象とし、そのアルバイト先にみられるブラックバイトとしての特徴を述べ、継続と離脱の意思決定との関連について検討する。
音楽が感情反応と自伝的記憶に与える影響
2014年度
音楽が感情反応と自伝的記憶に与える影響
聴いたことのある音楽を聴くと、感情が喚起されるだけでなく過去の記憶を思い出すことがある。であれば、人は音楽を聴くことで、忘れていた良い記憶も思い出せるのだろうか。音楽を聴いたことによる現在の気分と、音楽を聴いて想起された記憶に伴う感情とで、気分一致効果が現れるかについて研究を行った。
サンタクロース神話を用いた論理的思考の発達について
2016年度
サンタクロース神話を用いた論理的思考の発達について
本論文では子供がサンタクロースを信じている時期から、サンタクロースは実在しないという事実に気づく過程について、ピアジェの発達段階論の観点から乳児期・幼児期の発達を見ることを目的とする。さらに、子供にサンタクロースを信じさせるために親はどのような努力をし、その努力が伝わっているのかについても調査した。
海辺での貝拾いに関する心理学的研究―貝を拾うことの意味や価値―
2016年度
海辺での貝拾いに関する心理学的研究―貝を拾うことの意味や価値―
海に遊びに行く人や潮干狩りをする人が生きた貝を持ち帰ることは不思議ではない。だが、中身のない貝殻を拾う人も存在する。そこで、人はなぜ貝殻を拾うのか、どのような人が、どのような意味や価値を感じるのか、またどのような気持ちで貝を拾っているのかを調査するため、海辺にてインタビューを行った。
ペットに対する行動がソーシャルサポートと精神的健康に及ぼす影響について
2018年度
ペットに対する行動がソーシャルサポートと精神的健康に及ぼす影響について
昨今の社会において、動物と人間は切っても切り離せない関係にある。動物が人に及ぼす影響において、不安の減少やリラックス作用などの心理的効果があるということに注目した。本研究では、人がペットに対するどのような行動によってソーシャルサポートを認知し、精神的健康に影響を及ぼすのかについて検討する。
占い行為と不安の関係―占いを信じる人・信じない人の比較を通して―
2018年度
占い行為と不安の関係―占いを信じる人・信じない人の比較を通して―
占いを「信じていないが行う人」と「信じて行う人」に、不安がどのように関連しているのか、また性差がどのように関連しているかを検討する。仮説として、占いを信じていなくても行う人は占いを信じて行う人よりも不安が高いのではないか、またそこに性差は見られないのではないかと推測し、調査を行った。
〈BL〉好きな〈腐女子〉の人物像や恋愛観についてインタビュー
2016年度
〈BL〉好きな〈腐女子〉の人物像や恋愛観についてインタビュー
「腐女子」とは、男性同士の恋愛を描くボーイズラブ(BL)を嗜好する女性たちのことである。主にネット上では、「腐女子」の特徴を表す通説がいくつも存在している。そこで本研究では、「腐女子」にまつわる通説を収集し、それらが彼女らに実際に当てはまるのかどうか検証するためインタビューを行った。
Illustratorかわく
愛知県出身。デザイン専門学校卒業後、漫画家アシスタントを経て、フリーのイラストレーターとしてデビュー。ライトノベル挿絵を中心にソーシャルゲームやカードゲームなどの分野で活動中。
http://www.ne.jp/asahi/lo.da/kawaku/