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教員紹介

中坊 勇太 講師・博士(経済学)

社会学部

NAKABO Yuta 中坊 勇太 講師・博士(経済学)

  • 専門

    マクロ経済学、行動経済学

  • こだわり

    行雲流水

  • 趣味・特技

    読書

  • オススメの書籍

    佐々木実『資本主義と闘った男 宇沢弘文と経済学の世界』(講談社、2019年)

主な担当科目

学部 経済学、社会体験実習、消費と経済、社会統計学、演習

経歴

2013年
  • 大阪大学経済学部経済・経営学科卒業
2018年
  • 大阪大学大学院経済学研究科経済学専攻博士後期課程 単位修得退学
  • 本学着任
2021年
  • 大阪大学大学院経済学研究科経済学専攻博士後期課程 修了

主な著書・論文

論文
  • Futagami, K. & Nakabo, Y. (2021). "Capital accumulation game with quasi-geometric discounting and consumption externalities." Economic Theory, 71(1), 251-281.

現在の研究テーマについて教えてください

行動経済学的知見を取り入れたマクロ経済学の理論研究
遠い将来の選択では我慢できるのに直近の選択では目先の利益を優先してせっかちになる、双曲割引とよばれる選択バイアスが、マクロ経済に与える影響について研究しています。双曲割引をもつ個人には、一度決めた消費計画を将来反故にして再選択したくなる(以前の計画よりも消費を増やし貯蓄を減らしたくなる)という時間非整合性の問題が生じます。この問題が経済成長や経済厚生(人々の満足度)にどのような影響をもたらすのかについて、経済成長論の観点から理論的に分析を行っています。

担当している代表科目の説明をお願いします

経済学
経済学とは個人の意思決定(何をどれだけ買うのかなど)が自身や社会全体にどのような影響をもたらすのかについて研究する学問であり、現実経済・社会の仕組みを理解するための一つの「道具」です。そのような「道具」としての経済学の基本的な考え方について解説します。

消費と経済
誰もが毎日行っている「消費」行動の性質について、個人レベルのミクロな視点と、国レベルのマクロな視点からそれぞれ説明します。さらに従来の経済学では説明できなかった、ダイエットしたいのに甘いものが我慢できない等の消費の前倒し行動のメカニズムについても取り上げます。

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