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About Nara UNIVERSITY

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教員紹介

横田 浩 教授・理学博士

文学部

YOKOTA Hiroshi 横田 浩 教授・理学博士

  • 専門

    理論物理学(素粒子理論)

  • 趣味・特技

    ウォーキング、読書

  • オススメ書籍

    森博嗣『科学的とはどういう意味か』(幻冬舎)

主な担当科目

学部 基礎演習、情報倫理、情報リテラシー、コンピュータ基礎論、情報処理、動画編集

経歴

1981年
  • 金沢大学理学部物理学科卒業
1987年
  • 大阪市立大学大学院理学研究科物理学専攻後期博士課程単位取得満期退学
  • 理学博士(大阪市立大学)
1988年
  • 本学着任
2009年
  • 情報処理センター所長(~2014年3月)

主な著書・論文

論文
  • "Solution of Dyson-Schwinger Equation Consistent with Gauge Invariant Condition"(『奈良大学紀要』44号、27-37ページ、2016年)
  • 「硬熱ループDyson-Schwinger方程式によるQED相転移現象の数値解析の改善」(『奈良大学紀要』43号、61-73ページ、2015年)
  • 「有限温度における繰り込み群による有効ポテンシャルの改善 ー質量を持つφ4模型への応用ー」(『奈良大学紀要』42号, 85-98ページ、2014年)
  • "Structure of a thermal quasifermion in the QCD/QED medium" (Phys. Rev. D 86, 096007, 2012年)
  • "Vanishing thermal mass in the strongly coupled QCD/QED medium" (Phys. Rev. D 85, 031902, 2012年)

現在の研究テーマについて教えてください

熱場(ねつば)の量子論に基づく相構造・相転移機構の研究
専門分野は理論物理学、特に素粒子理論。素粒子とは、現在確認されている最もミクロな存在である。その世界を支配する法則を研究するのが素粒子理論である。最も小さな存在であるが、その理論は素粒子そのものを直接対象とする衝突実験等だけではなく、宇宙初期や中性子星の内部等とも深く関係している。そのために高温・高密度状態での相構造・相転移機構の研究が盛んに行われている。共同研究者とともに、熱場(ねつば)の量子論に基づき、主に有力な解析手法であるDyson-Schwinger方程式をコンピュータを用いて解くことによって、相構造・相転移機構の研究を行っている。

担当している代表科目の説明をお願いします

コンピュータ基礎論
情報・データの表現方法やファイル形式、コンピュータ(ハードウェア・ソフトウェア)のしくみ等、およびインターネットのしくみやサービス等の基礎を解説する。

情報倫理
現代の情報社会で必要な最低限の知識を解説する。情報社会の光と影の内、影の部分に焦点を当て、情報社会を「秩序ある社会」にするにはどのようにすればよいかを、技術的側面、法的側面、倫理的側面から考える。

情報リテラシー
情報処理に必要なデータ取扱いの基本を学ぶ。データやグラフ等を読み理解し編集・加工や作成ができ、データとグラフを組み合わせ適切な分析などができるようになることを目的とする。

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