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専門
日本中世史
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こだわり
歴史は学問の王
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趣味・特技
まち旅・むら旅
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オススメの書籍
『「はかる」と「わかる」』(堀場製作所コーポレート・コミュニケーション室+工作舎編)
主な担当科目
学部 | 史料講読、史学演習、国際交流史基礎講義、日本史特殊講義 |
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大学院 | 文献史学(日本史)演習、文献史学(日本史)特殊講義、日本史特殊研究 |
経歴
1978年 |
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1984年 |
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1986年 |
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2013年 |
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2018年 |
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主な著書・論文
著書 |
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論文 |
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現在の研究テーマについて教えてください
その時、その場、その人に寄り添う歴史研究
「使節遵行」という小さな窓から中世社会を眺め、観察し、中世人たちの思考・行動原理を読み解く試みを学生時代から続けてきています。その成果は『武家権力と使節遵行』という本にまとめました。また、福井県敦賀市で30年余、大学、博物館で研究の時間を持ちましたが、その間、中世の越前・若狭に研究テーマも得ました。豊臣政権下の敦賀城主大谷吉継、北陸総鎮守越前一宮気比社、敦賀津なども魅力的なテーマでした。
そんなわけで、時代的には鎌倉時代から豊臣政権期に至り、分野的にも政治・法制史から社会経済史、宗教史などにも関心の幅を広げることができました。
その時、その場、その人に寄り添う歴史研究を心がけています。
担当している代表科目の説明をお願いします
歴史研究は犯罪捜査と似ています。集めた証拠(物証・証言)に基づいて、いつ、誰が、何を、何(誰)のために、どのように仕遂げたのかを復元・論証していくのが犯罪捜査。歴史研究もまた、物証(遺物・遺構・景観など)・証言(古文書・日記・伝承など)を集め、分析し、史実を捉え、評価していきます。ただ、歴史研究では証拠は「史料」、復元・論証の結果は「研究論文」ということになります。
日本史演習では、「史料」に基づいて「研究論文」を作成するスキルを身につけます。また、日本史講読では「史料」の読解力を鍛えます。犯罪捜査でいえば、鑑識・科捜研の仕事と刑事の仕事ということになるのでしょうか。
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