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About Nara UNIVERSITY

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教員紹介

竹田 芳則 教授

文学部

TAKEDA Yoshinori 竹田 芳則教授

  • 専門

    図書館情報学

  • こだわり

    資料とデータにもとづくファクトチェック

  • 趣味・特技

    国内外のまち歩き

  • オススメの書籍

    竹内悊『生きるための図書館― 一人ひとりのために』(岩波新書)

主な担当科目

学部 図書館概論、図書館制度・経営論、図書館情報技術論、図書館情報資源特論、図書館施設論、図書館総合演習、図書館実習、基礎演習

経歴

1983年
  • 早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修 卒業
1983年~
  • 堺市教育委員会事務局中央図書館司書、堺市立中央図書館主幹等を経て
2018年~
  • 堺市立北図書館館長代理(2020年まで)
2018年~
  • 阪南大学非常勤講師を経て
2021年
  • 本学着任
2022年
  • 大阪市立大学文学研究科前期博士課程(哲学歴史学専攻)修了

主な著書・論文

著書
  • 『「地域主権改革」と自治体の課題ー行政分野別に考える条例づくり・権限移譲ー』(分担執筆、自治体問題研究所、2012年)
  • 『フォーラム堺学』第21集(講演録、堺都市政策研究所、2015年)
論文
  • 「堺市立図書館の与謝野晶子関係コレクション」(『みんなの図書館』通巻536号 21-26、2021年)
  • 「堺市立中央図書館所蔵「堺市史史料」等について」(『歴史科学』第234号 6-11、2018年)
  • 「市民とつくる地域資料サービスの可能性」(『みんなの図書館』通巻492号 2-8、2018年)
  • 「研究文献レビュー・地域資料サービス」(『カレントアウェアネス』No.323 22-26、2015年)
  • 「公立図書館の市場化:武雄市「TSUTAYA図書館」の何が問題か」(『季刊・自治と分権』第57号 56-67、2014年)

現在の研究テーマについて教えてください

地域の課題解決に向けた図書館の地域資料サービスの可能性
文科省告示(2012年)「図書館設置及び運営上の望ましい基準」にも示されているように、図書館が取り組むべき地域の課題解決に向けた取り組みには、地域資料サービスの充実が不可欠である。その図書館の地域に関わるあらゆる資料や情報資源を収集、保存、公開して行くためには、取り扱う司書の特別なスキルが要求される。またMLA(博物館・図書館・文書館)連携に代表されるように、地域の実態に応じて、諸機関がそれぞれの専門性を生かした連携を行っていく必要がある。こうした問題意識を前提に、図書館における地域資料サービスのあり方について、検討ならびに実践的な研究を行っている。

担当している代表科目の説明をお願いします

図書館制度・経営論
長年の公立図書館司書としての現場の経験をもとに、図書館にかかわる法、制度について事例について解説し、「住民自治」の理念を踏まえた市民協働をベースとした図書館経営について多角的に論じる。

図書館総合演習
複数の館種の特色、使命、機能を整理しつつ、先進的な図書館の具体的な諸活動に学びながら、これからの図書館経営、サービス企画について、履修者が自ら展望し、論考をまとめる演習。

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