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専門
上代文学
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こだわり
今を生きる。
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趣味・特技
万葉故地、史跡めぐり
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オススメの書籍
折口信夫『死者の書・身毒丸』(中公文庫)
主な担当科目
学部 | 国文学講読、国文学演習、神話伝承論、実地見学踏査 |
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大学院 | 上代文学特論、古典散文特殊講義、上代文学演習 |
経歴
2004年 |
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2013年 |
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2015年~ 2018年 |
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2018年~ |
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2021年 |
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主な著書・論文
著書 |
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論文 |
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現在の研究テーマについて教えてください
神話・和歌などの文芸と古代の文字表記研究
平仮名や片仮名が無かった漢字専用時代における「ことば」の営みについて研究しています。『古事記』や『万葉集』を精緻に読み解くだけでなく、7・8世紀の出土文字資料や正倉院文書における漢字の使い方も対象としています。文学作品に見られる心情表現だけでなく、神話や歴史の記述、行政文書を含めて「ことば」の営みです。また『古事記』『万葉集』などの研究は、作品を成立させている外的情報も、ときに大きな成果をもたらします。そのため歴史学、考古学など他分野の知見を参照するなど、大きな視点を持つことも重要だと考えています。現在も歴史学・考古学の仲間と「古代の交通」を軸として、『万葉集』に関する共同研究をしています。
担当している代表科目の説明をお願いします
国文学講読
日本最古の歌集である『万葉集』を、テーマにそって読み解きます(たとえば「恋」「旅」など)。また万葉歌の背景にある歴史や文化なども考察していきます。
神話伝承論
イザナキ・イザナミ、アマテラス、スサノヲ・・・、『古事記』神話を通じて、神話伝承のあり方を考える授業です。「神話」とは何かからはじまり、『古事記』の記述内容を文学、歴史学、民俗学など多角的に考察しながら読み解きます。
実地見学踏査
「奈良大学」の良さの1つは、奈良の各地を歩き、実際に「奈良時代の文学」を体感できるところです。「見る」「聞く」「食べる」、、、歴史や風土、文化に触れることで発見することがあります。教室を飛び出し、歩いて学ぶことの面白さを学習する科目です。
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