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教員紹介

芝田 篤紀 講師・博士(文学)

文学部

SHIBATA Atsuki 芝田 篤紀講師・博士(文学)

  • 専門

    自然地理学、地理情報科学

  • こだわり

    現地・現場に行くこと

  • 趣味・特技

    旅行、博物館・美術館巡り、映画観賞、食べること、飲むこと

  • オススメの書籍

    水野一晴『自然のしくみがわかる地理学入門』(ベレ出版)

主な担当科目

学部 地理情報科学概論、GISデータ分析技法、地理学特殊講義、地理学講読・調査法、地理学分析・表現法、地理学地域調査演習、地理学実習 ほか

経歴

2014年
  • 奈良大学文学部地理学科 卒業
2016年
  • 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科アフリカ地域研究専攻 修士号取得
2020年
  • 京都大学大学院文学研究科行動文化学専攻地理学専修 博士号取得
  • 京都大学学際融合教育研究推進センター森里海連環学教育研究ユニット 研究員
2021年
  • 本学着任

主な著書・論文

論文
  • "Unmanned aerial vehicles and deep learning for assessment of anthropogenic marine debris on beaches on an island in a semi-enclosed sea in Japan" (Co-author, Environmental Research Communications, Volume 4, Number 1, 2022)
  • 「ジャワ島中部ムラピ火山の火砕流堆積地における農地復興過程」(『アジア・アフリカ地域研究』19巻1号: 49-67、2019年)
  • 「ナミビア北東部ブワブワタ国立公園における住民の生業活動と植生の関係」(『地理学評論』91巻5号: 357-375、2018年)

現在の研究テーマについて教えてください

現地調査と地理情報から、地域住民と自然環境の共生関係を探る
これまでは主に、アフリカの半乾燥地域の自然とそこで暮らす地域住民の関係を通して、自然環境と住民生活の相互作用性や共生の在り方について、研究を進めてきました。また日本や東南アジアでは、自然災害の生活環境への影響にも着目してきました。現在は、地球環境を総合的に捉える地理学の視点と、人工知能など最先端科学技術を用いた新たな手法によって、地球環境問題の解決に資する研究に従事しています。具体的には、人工知能による画像の深層学習によって海洋ごみを識別し、海岸の微地形や海浜植生と漂着・集積するごみの関係解明に取り組んでいます。

担当している代表科目の説明をお願いします

地理情報科学概論
地理情報やGIS(地理情報システム)の基本的事項の理解をテーマとして、身近な地理情報からGISの基礎を学び、GISを扱う上で重要になる座標系や測地系、地図投影法、データ形式の種類などを学習します。また、WebGISの考え方、近年の動向についても学びます。

地理学特殊講義
私が担当する地理学特殊講義では、自然環境と住民生活の有機的関係をテーマに、身近な自然から世界各地の自然を学ぶ中で、自然環境の諸要素やそれらの繋がり、また住民生活との関係を理解します。そして、防災や持続可能社会など人間が直面する問題を通じて、自然環境と人間との相互作用的関係を考察します。

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