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専門
文化財学、博物館学、美術史学
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こだわり
現場を自分の足で歩くこと
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趣味・特技
旅行
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オススメの書籍
水野敬三郎『ミズノ先生の仏像のみかた』(講談社)
主な担当科目
学部 | 文化財修復学(文化財防災)、美術史特殊講義、博物館教育論、博物館実習 |
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大学院 | 美術工芸史学特論、文化財史料学特殊講義 |
経歴
1980年 |
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1982年~ 1984年 |
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1987年 |
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1987年 |
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1992年 |
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2001年 |
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2011年 |
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2016年 |
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2021年 |
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主な著書・論文
著書 |
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論文 |
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現在の研究テーマについて教えてください
総合の学としての文化財研究を目指して
学生時代以来、中国各地の石窟や寺院に伝えられた仏教彫刻について研究をしてきました。2001年から、外国文化財を保護する国際協力の仕事に参加しました。中国・敦煌莫高窟や龍門石窟などの保存修復に関して美術史を含む歴史研究・自然科学研究・保存修復技術を統合した取組みを実践してきました。2011年の東日本大震災を契機として、これまで守られてきたものを災害によって不意に失うことがないように、その方法について研究をしています。現代の私たちが今日文化財と呼ばれているものを未来へ伝えていくことの意味を考え、その持続可能で効果的な方法を示すために、「総合の学としての文化財研究」を構築することを提唱しています。
担当している代表科目の説明をお願いします
博物館教育論
博物館はあらゆる人びとにとっての学びの場として機能します。博物館における教育活動の意義と理念を理解し、博物館教育の方法を習得します。
文化財修復学(文化財防災)
文化財の防災について、文化財を災害から守るための方法を制度・技術の両面から学びます。将来文化財に関係する職業に就き、文化財保護に貢献しうる人材となるための基礎を身につけます。
美術史特殊講義
中国の壁画と中国の仏教彫刻に関する二つの講義を担当します。これらはともに、ユーラシア大陸の東西文化往来の状況を映し出し、広大な中国における地域的展開を多彩に示すものです。その文化的領域は、大陸の最東端に位置する朝鮮半島や日本も含まれます。
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