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教員紹介

村上 紀夫 教授・博士(文学)

文学部

MURAKAMI Norio 村上 紀夫 教授・博士(文学)

  • 専門

    日本文化史

主な担当科目

学部 日本史概論、史料研究、史料講読、史学演習、日本史講読、日本史演習
大学院 文献史学(日本史)演習、文献史学(日本史)特殊講義

経歴

1993年
  • 立命館大学文学部史学科卒業
1998年
  • 大谷大学大学院文学研究科博士後期課程中退
2014年
  • 本学着任 

主な著書・論文

著書
  • 『文献史学と民俗学  地誌・随筆・王権』(単著、風響社、2022年)
  • 『江戸時代の明智光秀』(単著、創元社、2020年)
  • 『歴史学で卒業論文を書くために』(単著、創元社、2019年)
  • 『近世京都寺社の文化史』(単著、法藏館、2019年)
  • 『京都地蔵盆の歴史』(単著、法藏館、2017年)
  • 『まちかどの芸能史』(単著、解放出版社、2013年)
  • 『近世勧進の研究』(単著、法藏館、2011年)

現在の研究テーマについて教えてください

近世都市の民衆文化
京都を主なフィールドとして、庶民の信仰や芸能・文化について研究しています。京都をはじめ近畿圏で行われている年中行事のひとつである地蔵盆について、文献史料を使って成立から現代までの歴史をまとめてみました。近年は、古都の町にあって人びとの信仰を集めている神社や寺院の歴史に関心を持っています。身の回りにある多様な現象や当たり前の暮らしなどのなかに「歴史」を発見し、史料からその展開や発展について考えています。

担当している代表科目の説明をお願いします

史料研究
奈良大学が所蔵している江戸時代から近代の古文書を使って、古文書の取り扱い方を基本から学んだうえで、グループにわかれて実際にくずし字で書かれた古文書を解読して史料カードに記入するなどの整理作業をしてもらっています。最初はほとんど読めなかった文字も作業をかさねるうちに次第に読めるようになってきます。博物館などで展示している古文書が読めるようになると、博物館へ行くのもずっと楽しくなりますよ。

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