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教員紹介

森川 正則 准教授・博士(法学)

文学部

MORIKAWA Masanori 森川 正則 准教授・博士(法学)

  • 専門

    日本現代史、日本政治外交史・政治経済史

  • こだわり

    常に現在との対比やつながりを意識して過去を眺めること

  • 趣味・特技

    映画鑑賞

  • オススメの書籍

    E・H・カー著/原彬久訳『危機の二十年』(岩波文庫、2011年)

主な担当科目

学部 基礎演習、現代史、日本史基礎講義、史料講読、史学演習

経歴

1997年
  • 大阪大学法学部卒業
2003年
  • 大阪大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学
2003年~
2011年
  • 大阪大学大学院法学研究科助手、神戸市外国語大学非常勤講師、甲南大学非常勤講師、京都市市政史編さん委員会助手(京都市歴史資料館)を経て
2012年
  • 本学着任

主な著書・論文

著書
  • 簑原俊洋・奈良岡聰智編著『ハンドブック近代日本外交史 黒船来航から占領期まで』(共著、ミネルヴァ書房、2016年)
  • 京都市政史編さん委員会編『京都市政史 第2巻 市政の展開』(共著、京都市、2012年)
  • 加西市史編さん委員会編『加西市史 第二巻本編2 近世Ⅱ・近現代』(共著、加西市、2009年)
論文
  • 「第一次世界大戦と日本の経済外交―イギリスの輸入禁止措置をめぐって」(『奈良史学』第30号、2013年)

現在の研究テーマについて教えてください

大正・昭和期の「経済外交」「アジア主義」/奈良の地方政治史
大正・昭和期における日本の「経済外交」の諸相と展開について調査・研究を続けています。自由貿易と対外政策・外交、および、「日中経済提携」「アジア主義」の思潮と政策に焦点を当てて、当時における「アジアの中の日本」「世界の中の日本」の姿を探っています。加えて、大正・昭和期における奈良の地方政治と社会のあり方について、国レベルの政党政治の展開と関連づけた調査・研究も手がけています。

担当している代表科目の説明をお願いします

文学部史学科で現代史を担当しており、対象とする主な国・地域は日本、日本が位置する東アジア・太平洋地域です。2年生対象の史料講読Ⅰ・Ⅱ、3年生対象の史料講読Ⅲ・Ⅳは、過去から現在へつながる歴史を探求する上で欠かせない「いろいろなタイプの史料に触れ、読む」というゼミナール形式の授業です。また、3年生対象の史学演習Ⅰ・Ⅱでは、現在にも通じる現代史上のさまざまな事柄・出来事を受講者各自が取り上げて発表し、全員で質疑討論を交わす授業をしています。時には目線を外国と世界全体に移して、日本と比較してみたり、世界の中の日本の姿について考えたりもします。

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