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専門
中世日本文学(特に能楽)、古典教育
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こだわり
自由
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趣味・特技
陶芸
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オススメの書籍
西岡常一『木のいのち 木のこころ』
主な担当科目
学部 | 言語文学、古典文学概論、演習、中世文学論 |
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大学院 | 中世文学演習、中世文学特論 |
経歴
1976年 |
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1984年 |
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2019年 |
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主な著書・論文
著書 |
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現在の研究テーマについて教えてください
能の作品分析と古典教育研究
先ず、能の文学的研究をスタートとして、徹底的な詞章分析による作品研究を中心に、能作史の流れに各作者の作風を位置づけるという新しい手法の確立を試みた。
その後、能を単に文学テキストとしてではなく、総合芸術として立体的に捉える方法に、拡大した。古典文学の体系的な知識と、謡・仕舞・鼓など能の技法と、それを通じて得た、能役者たちとの親交から得た情報などを活用して、現代に生きる能の総合的研究を目指している。
近年は、現代・近未来社会に視野をおいた古典教育研究にも取り組んでおり、古典教育デザインの提案を行うよう心がけている。
担当している代表科目の説明をお願いします
演習
歌枕について学ぶ。奈良近隣、あるいは出身地などの歌枕を一箇所選択する。前期は地理・歴史など基本情報を確認し、奈良・平安時代にどのように詠まれているか調べて発表する。後期は興味関心に応じて近現代・物語や演劇など調査範囲を自由に拡げて調べて発表する。できれば奈良の代表的な歌枕の地を皆で訪れたい。
中世文学論
①那須与一の「扇の的」の物語を平家琵琶・狂言『平家物語』テキストで比較する。②『平家物語』「敦盛の最期」を題材とした能〈敦盛〉について、物語と能を比較する。③『伊勢物語』23段「筒井筒」を題材とする能〈井筒〉の比較をする。一つの物語が、時代を経てさまざまな形で楽しまれていたことを知って欲しい。
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