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教員紹介

三木 理史 教授・博士(文学)

文学部

MIKI Masafumi 三木 理史 教授・博士(文学)

  • 専門

    交通地理学、歴史地理学

  • こだわり

    百聞は一見にしかず

  • 趣味・特技

    写真撮影、古いものを見ること・集めること

  • オススメの書籍

    特にありません。自分で探しましょう。それが一番です

主な担当科目

学部 地理学講読・調査法、地理学分析・表現法、地理学地域調査演習、地理学演習、地理学実習、観光・交通地理学、日本地誌概論
大学院修士課程 地域・地誌学(発展途上地域)特殊講義、地誌学演習

経歴

1988年
  • 関西大学文学部史学・地理学科卒業
1991年
  • 関西大学大学院日本史学専攻歴史地理学専修中退
  • 本学着任

主な著書・論文

著書
  • 『満鉄輸送史の研究』(単著、塙書房、2023年)
  • 『近鉄沿線の近現代史』(単著、クロスカルチャー出版、2022年)
  • 『移住型植民地樺太の形成』(単著、塙書房、2012年)
  • 『都市交通の成立』(単著、日本経済評論社、2010年)
  • 『地域交通体系と局地鉄道―その史的展開』(単著、日本経済評論社、2000年)
  • 『近代日本の地域交通体系』(単著、大明堂、1999年)
  • 『局地鉄道』(塙選書)(単著、塙書房、2009年)
  • 『世界を見せた明治の写真帖』(叢書・地球発見)(単著、ナカニシヤ出版、2007年)
  • 『国境の植民地・樺太』(塙選書)(単著、塙書房、2006年)
  • 『近・現代交通史調査ハンドブック』(単著、古今書院、2004年)
  • 『水の都と都市交通―大阪の20世紀』(単著、成山堂書店、2003年)

現在の研究テーマについて教えてください

日本の鉄道廃止に関する研究
現在の研究テーマは、2022年に創業150年を迎える日本の鉄道がその間にどのように廃止されてきたのかに関する研究です。明治の創業期には文明開化の、そしてその後は近代化や高度経済成長の象徴でありつづけたため、とかく発展史観で語られる鉄道ですが、現在北海道はもちろん、それ以外の地域においても廃止の危機に瀕する路線が少なくありません。そのため鉄道史の研究は発展・成長史観が先行してきましたが、それを逆に衰退・縮小史観で捉え直すことで異なる実像を見出してみようという研究を進めています。それ以前の研究テーマとその内容については上記の著書を参照して下さい。

担当している代表科目の説明をお願いします

日本地誌概論
中学校の「社会科」以来無縁になりがちな日本の地理について、教科書を用いながら南の南西諸島から北の北海道までを、とにかく万遍なく取り上げます。それによってゼミや卒業論文作成の基礎知識を確かなものにし、また時間の許す限り映像で現地を見せるようにしています。

地理学地域調査演習
3年次配当でゼミに相当します。フィールドワークの企画、文献・資料収集、現地調査、まとめを体系的に学び、実行します。日帰り巡検では現地説明を、宿泊巡検では行き先の決定から報告書の作成まで基本的にゼミ生主導で進めてもらいます。

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