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About Nara UNIVERSITY

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教員紹介

岸江 信介 教授

文学部

KISHIE Shinsuke 岸江 信介 教授

  • 専門

    国語学、方言学、社会言語学

  • こだわり

    百聞は一見に如かず

  • 趣味・特技

    旅行、音楽鑑賞(JAZZ)

  • オススメの書籍

    松本修『全国アホ・バカ分布考―はるかなる言葉の旅路』(新潮文庫)

主な担当科目

学部 国語学概論、言語情報処理論、国語学特殊講義、現代日本語論、国文学演習、国文学講読、基礎演習
大学院 現代語国語学演習、広域言語文化論

経歴

1978年
  • 愛知大学文学部文学科卒業
1978年
  • 大阪市立高等学校教諭
1994年
  • 宮崎国際大学比較文化学部比較文化学科専任助教授
2000年
  • 徳島大学総合科学部人間社会学科教授
2019年
  • 本学着任

主な著書・論文

著書
  • 『地図で読み解く関西のことば』(共編著、昭和堂、2022年)
  • 『Linguistic Atlas of Asia』(共著、ひつじ書房、2021年)
  • 『実践方言学講座① 社会の活性化と方言』(共著、くろしお出版、2020年)
  • 『関西弁事典』(共著、ひつじ書房、2018年)
  • 『コミュニケーションの方言学』(共著、ひつじ書房、2018年)
  • 『空間と時間のなかの方言』(共著、朝倉書店、2017年)
  • 『新日本言語地図』(共著、朝倉書店、2016年)
  • 『県別 方言感情表現辞典』(共著、東京堂出版、2015年)
  • 『日本語の配慮表現の多様性』(共著、くろしお出版、2014年)
  • 『テキストマイニングによる言語研究』(共編著、ひつじ書房、2014年)
  • 『都市と周縁のことば』(共編著、和泉書院、2013年)
  • 『大阪のことば地図』(共編著、和泉書院、2009年)
  • 『方言学の技法』(共著、岩波書店、2007年)
論文
  • 「「断り」にみる配慮表現の動向」(単著、表現学会、2021年)
  • 「徳島県祖谷地方のことば」『日本語学』(単著、明治書院、2018年)

現在の研究テーマについて教えてください

日本語方言における配慮表現の研究
日本語方言の西日本諸方言の研究をテーマにしています。これまで大阪府、和歌山県などを中心に近畿地方のほか、徳島県を中心に四国地方の方言の研究を行ってきました。対人コミュニケーションにおける配慮をテーマとした研究、SNSで用いられる新方言の地理言語学的研究のほか、テキストマイニングによるテキストデータの分析の研究も行っています。  

担当している代表科目の説明をお願いします

国語学概論・国語学特殊講義・言語情報処理論
現代日本語について興味がある人、国文学科に入学を志望し、卒業論文で新語・流行語や、日本各地の方言(新方言や気づきにくい方言も含む)などを取り上げようと考えている人、日本語をさまざまな角度から学んでみたい人に日本語の特色を分かりやすく講義しています。方言の研究では全国の方言の語彙や表現法の分布を紹介し、方言の成り立ちや伝播、方言の東西対立、関西地方の方言分布などについて解説しています。

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