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専門
歴史学(近世日本史)
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こだわり
過去を知ることは、今を知るためにある
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趣味・特技
食べ歩き
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オススメの書籍
黒田明伸 『貨幣システムの世界史』(岩波現代文庫)
主な担当科目
学部 | 史料講読、史学演習、日本史、日本史特殊講義 |
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大学院 | 文献史学(日本史)演習 |
経歴
1996年 |
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2001年 |
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2011年 |
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主な著書・論文
著書 |
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現在の研究テーマについて教えてください
江戸時代の古文書から、現代日本の貧困を考える
現在の日本は世界的にみると、生活困窮者の公的救済に対し、異様なまでに冷たい社会となっており、「自己責任」論が根深く人びとの心をとらえている。なぜそんな社会になってしまったのか。その歴史的な背景を、江戸時代(近世)を出発点に考えてみたい、というのが今の研究関心である。具体的には、大和国(奈良県)内の村々に残された古文書を使いながら、当時の人びとが、どのような姿勢で貧困救済に臨んでいたのかを追究している。
担当している代表科目の説明をお願いします
史料講読
史学科が所蔵する「ホンモノ」の古文書を使いながら、江戸時代の村人や町人が書いたくずし字を読めるようになるよう、ひたすら地道な訓練を繰り返している(マジメにやれば半年で読めるようになる!)。
史学演習
卒論の研究テーマを自力で見つけ出し、これまでの研究で何がまだ十分に明らかにされていないのか、そしてその残された課題をどのような史料で解明することができるのかを、ひたすら考え、発表してもらっている。その先には、誰のものでもない、「自分」の歴史観が待っている!
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