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教員紹介

木田 隆文 教授・博士(文学)

文学部

KIDA Takafumi 木田 隆文 教授・博士(文学)

  • 専門

    日本近現代文学

  • こだわり

    意味は細部に宿る

  • 趣味・特技

    生物の飼育

  • オススメの書籍

    川端康成『掌の小説』

主な担当科目

学部 言語文学、国文学講読、国文学演習、現代文学論、近代文学概論、メディア文化論
大学院 現代文学演習、表象文化論、現代文学特論、メディア文化特論

経歴

1994年
  • 龍谷大学文学部国文学科卒業
2004年
  • 龍谷大学大学院博士後期課程日本語日本文学専攻 博士(文学)取得
  • 龍谷大学文学部特任講師を経て
2009年
  • 本学着任

主な著書・論文

著書
  • 『上海の戦後―人びとの模索・越境・記憶』(編著、勉誠出版、2019年)
  • 『戦前期中国関係雑誌細目集覧』(共著、三人社、2018年)
  • 『戦時上海グレーゾーン―溶融する「抵抗」と「協力」』編著、勉誠出版、2017年)
  • 『新聞で見る戦時上海の文化総覧(上・下・索引)』(共著、ゆまに書房、2012年) 
  • 『上海1944-45 武田泰淳『上海の蛍』注釈』(共著、双文社出版、2008年)
論文
  • 「武漢居留民社会の日本語文学―武漢文学会・武漢歌話会の動向から」
  • 「武田泰淳「神鷲」の後景―日本統治下上海の文学懸賞―」
  • 「上海漫画家クラブとその周辺 ―「大陸新報」掲載記事を手掛かりに」
  • 「日本統治下上海における文学的グレーゾーン 長江文学会/上海文学研究会の動向から」
  • 「汪兆銘政権勢力下の日本語文学―詩人・池田克己の活動を通じて」
  • 「武田泰淳『中秋節の頃(上)』の周辺 日本統治下上海における邦人文学界の状況」

現在の研究テーマについて教えてください

歴史の波間に消えた〈日本語文学〉を発掘する
戦時下の上海(外地)で展開した日本語文学・文化の状況を、武田泰淳と池田克己という2人の文学者を軸にしながら研究している。彼らは日本支配下の上海で暮らし、現地における日本の文化活動にも深く関係していた。その彼らの動向を検討すると、戦時中の上海とその周辺地域に多くの日本語メディアや文化団体が存在していたこと、そして現地の日本人作家が、戦争の状況や中国の人々との間で複雑な関係を結びながら活動していたことが明らかになってきた。ちなみに池田克己は奈良県吉野出身で、戦前には同地でモダンな詩集を多数出版していた。最近はその彼の出版活動から近代奈良の文学状況を解明することにも関心を寄せている。

担当している代表科目の説明をお願いします

言語文学
多くの学生が高校で勉強した芥川龍之介「羅生門」を、あえて徹底的に読み直すことで、高校までの「現代国語」の授業と、大学での「文学研究」の違いを学びます。

近代文学概論
文学はその時代の動きと連動しながら生み出されています。特に戦争への傾斜と敗戦、復興と大きな変動を経験した昭和期の文学には、さまざまな時代の影響がみられます。近代文学概論Ⅱの講義ではその表現の分析を行いつつ、同時代の文化と文学作品との関係性を考えます。

メディア文化論
かつて日本が支配した植民地(満洲・朝鮮・台湾…)で製作された映画を分析しながら、映画の読み解き方を学ぶとともに、映画が持つさまざまな社会的な役割についても理解を深めます。

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