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教員紹介

稲垣 稜 教授・博士(学術)

文学部

INAGAKI Ryo 稲垣 稜 教授・博士(学術)

  • 専門

    都市地理学、人文地理学

  • こだわり

    都市をあるく

  • 趣味・特技

    街の散策

  • オススメの書籍

    由井義通・久保倫子・西山弘泰 編『都市の空き家問題』(古今書院)

主な担当科目

学部 人文地理学、地理学講読・調査法、地理学分析・表現法、地理学地域調査演習、地理学演習、都市地理学、地理学特殊講義、フィールドワーク技法
大学院 地域・地誌学演習、地域・地誌学(日本)特殊講義、地域・地誌学特論

経歴

1997年
  • 滋賀大学教育学部卒業
2004年
  • 名古屋大学大学院人間情報学研究科社会情報学専攻修了(博士号取得)
  • 京都大学大学院人間・環境学研究科・助手を務める。
2006年
  • 本学着任

主な著書・論文

著書
  • 『日常生活行動からみる大阪大都市圏』(単著、ナカニシヤ出版、2021年)
  • 『都市の人文地理学』(単著、古今書院、2019年)
  • 『現代社会の人文地理学』(単著、古今書院、2014年)
  • 『郊外世代と大都市圏』(単著、ナカニシヤ出版、2011年)

現在の研究テーマについて教えてください

日常生活行動を切り口に大都市圏の構造変容を解明する
高度経済成長期に、大都市圏は、職場、消費の吸引地である大都市(都心)と、住宅地域である郊外という明確な地域構造が形成されてきましたが、最近はそのような構造が変化しつつあると言われます。そのような構造変化の一端を明らかにするため、大都市圏における人々の日常生活行動の変化について調査をすすめています。特に、通勤行動と買い物行動に着目し、研究をすすめてきました。最近は、奈良大学の北側に広がる平城ニュータウンにお住まいの方を対象にアンケート調査を実施し、過去数十年間でニュータウン居住者の買い物行動がどのように変化したのかを明らかにしました。

担当している代表科目の説明をお願いします

人文地理学
現代日本におけるさまざまな地域事象を取り上げ、地理学の視点で解説します。人文地理学の研究成果を取り入れつつも、専門的な議論や用語をなるべく避け、1年生のみなさんにわかりやすい人文地理学の入門授業になるよう努めています。

都市地理学
現代社会においては、都市に住む人々の割合が非常に高まっています。そのような都市を対象に、地理学的な見方、考え方を紹介します。さまざまな都市地域を事例としつつ、その都市がどのように形成され、発展してきたのかを明らかにします。

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