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教員紹介

羽佐田 紘大 講師・博士(地理学)

文学部

HASADA Kodai 羽佐田 紘大 講師・博士(地理学)

  • 専門

    自然地理学、環境地理学

  • こだわり

    一期一会

  • 趣味・特技

    旅行、ドライブ、野球観戦、スキー

  • オススメの書籍

    海津正倫『沖積低地の古環境学』(古今書院)

主な担当科目

学部 自然地理学、地形学、地理学講読・調査法、地理学分析・表現法、地理学地域調査演習、地理学演習

経歴

2011年
  • 南山大学総合政策学部総合政策学科卒業
2016年
  • 名古屋大学大学院環境学研究科社会環境学専攻修了 博士(地理学)取得
  • 名古屋大学大学院非常勤研究員、中京大学・南山大学等非常勤講師
2017年~
  • 法政大学文学部助教を経て
2022年
  • 本学着任

主な著書・論文

論文
  • 「木曽三川・庄内川および矢作川流域における堆積土砂量に基づく完新世中期以降の侵食速度」(『地理学評論』94巻4号 187-210、2021年)
  • "Quantitative analysis of land transformation in a Holocene delta: An example from the Tama River lowland, central Japan" ( Marine Geology, 425, 106193, 2020)
  • "Carbon storage in a Holocene deltaic sequence: An example from the Nobi Plain, central Japan" (Quaternary International, 397, 194-207, 2016)
  • 「GISを用いたボーリングデータ解析に基づく濃尾平野の3次元構造と堆積土砂量の復原」(『地理学評論』88巻2号 118-137、2015年)
  • 「矢作川下流低地における完新世の堆積土砂量と蓄積炭素量の時系列的変動」(『地形』第33巻第1号 25-43、2012年)

現在の研究テーマについて教えてください

沖積低地・沖積層の形成と環境変動との関係
沖積低地(濃尾平野や矢作川下流低地など)の発達過程や沖積層の3次元構造について、ボーリング資・試料の分析・解析や地理情報システム(GIS)による空間解析を基に研究を進めています。地形・地層の形成のみならず、沖積低地における炭素貯留や流域の土砂生産(侵食)など、環境変動との関係にも着目しています。また、沖積低地研究の一環として、ミクロネシア連邦ポンペイ島や沖縄県西表島のマングローブの立地環境に関する研究にも携わっています。

担当している代表科目の説明をお願いします

自然地理学
自然地理学Ⅰでは、地形、気候、水文、植生、土壌など、自然地理学の基本的事項を概説していきます。自然地理学Ⅱでは、第四紀における自然環境の変化や成り立ち、人々の暮らしとの関係について紹介していきます。

地形学
さまざまな地域、規模の地形を対象として、それらの特徴や形成過程、成因などについて解説していきます。さらに、地形図などを用いながら、対象地域の地形の特徴と人々の暮らしとの関係を理解していきます。

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