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教員紹介

原口 志津子 教授・博士(文学)

文学部

HARAGUCHI Shizuko 原口 志津子 教授・博士(文学)

  • 専門

    日本美術史、説話絵

  • こだわり

    誠実に丁寧に

  • 趣味・特技

    声楽(メゾソプラノ/アルト)

  • オススメの書籍

    吉村昭『戦艦武蔵』

主な担当科目

学部 美術史講読、美術史演習、美術史特殊講義、美術史実習、美術史概論、日本絵画史、基礎演習、文化財演習
大学院 美術工芸史学特殊講義、美術工芸史学演習、美術工芸史学特殊研究

経歴

1984年
  • 京都大学文学部哲学科美学美術史学専攻卒業
1988年
  • 京都大学大学院文学研究科美学美術史学専攻博士後期課程中退 京都大学助手
1990年
  • 富山県立大学工学部教養教育に着任
2014年
  • 博士号取得
2018年
  • 本学着任・富山県立大学名誉教授

主な著書・論文

著書
  • 小峯和明編『東アジアの〈仏伝文学〉』(共著、勉誠出版、2017年)
  • 『富山・本法寺蔵法華経曼荼羅図の研究』(単著、法蔵館、2016年)
  • 佐野みどり・加須屋誠・藤原重雄編『中世絵画のマトリックスⅡ』(共著、青簡社、2014年)
  • 白幡洋三郎編『『作庭記』と日本の庭園』(共著、思文閣出版、2014年)
  • 京都大学大学院文学研究科編『世界の中の『源氏物語』-その普遍性と現代性-』(共著、臨川書店、2010年)
  • 佐野みどり・新川哲雄・藤原重雄編『中世絵画のマトリックス』(共著、青簡舎、2010年)

現在の研究テーマについて教えてください

日本美術史、特にお話を描いた中世の絵
日本中近世の絵画、特に絵巻や掛幅などに描かれた物語絵や説話画など、何らかのストーリー性を有する作品を研究対象としている。ながく『法華経』を絵画化した鎌倉時代の掛幅「法華経曼荼羅図」を研究してきた。お経に基づく絵と言っても、実際には何が描かれているのかわからなかったりする。調べているうちに、描かれた絵の内容がわかったり、描かれたモノが何であるかが分かると嬉しい。意外な楽器や道具が描かれていたりする。現在は、再び巻子形式の絵(絵巻)に関心を持っている。

担当している代表科目の説明をお願いします

大学の外に出よう!美術史実習Ⅲ・Ⅳ、美術史演習I~IV、文化財学研究法II、日本絵画史、美術工芸史学特殊講義IIおよび同演習II、通信教育部の美術史特殊講義では、積極的に大学の外に出て、美術館や博物館、お寺や神社で授業を行う。
本物を見よう!学内での授業においても本物の絵画作品を見る機会を設ける。

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