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◆上野教授(国文学科)に角川財団学芸賞◆

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2009/11/02
ニュース

「魂の古代学―問いつづける折口信夫」

 上野誠国文学科教授(上代文学・万葉文化論)の『魂の古代学―問いつづける折口信夫』(新潮社)が第7回角川財団学芸賞に選ばれました。日本民俗学・国文学の巨人、折口信夫博士を現代から捉え直す斬新な視点が「折口の思想の核心を問いかける評論」と評価されたものです。
 贈呈式は12月7日、東京・丸の内の東京会館で行われます。
 角川財団学芸賞は高レベルの研究水準にありながら一般読書人にも読まれうる著作に与えられており、これまで三浦裕之氏の『口語訳古事記』などが受賞しています。
 国文学科のホームページは⇒こちら
 上野教授のホームページは⇒こちら

上野教授受賞のことば

 時代の要請と、その要請に応えんとする学者の個性というものが、激しくぶつかり合って、新しい学問が生まれる瞬間というものがある。折口信夫という男は、なぜ二十九歳にして『万葉集』の初の全口語訳を成し遂げようとしたのか。なぜ、彼は民俗学の樹立を急いだのか。なぜ、彼は朝鮮人大量殺害に激しく抗議したのか。なぜ、小さき者、弱き者の視点で、芸能史学を構想したのか。折口の著作を読み進めながら、そんなことを考えた。すると、痛々しいまでに、時代と格闘し、悪戦苦闘する折口に出逢えたような気がしたのである。その感動の瞬間を忘れないようにして、夢中で筆を走らせた日々のことが、今受賞にあたり懐かしく思い出される。本書の文体は、そういう口吻を伝えるものである。泉下の折口は、たぶんこんな祝辞をくれるだろう。「いろいろうちのこと書いているようやけど、あんたが一人前の古典学者になれるかどうか、それが"いちまき"の問題やで?」(大阪弁で)と。

受賞記念 5名様に本をプレゼント!!

◎【先着3名】 上野誠著『魂の古代学-問いつづける折口信夫』(新潮選書)★終了しました。ご応募ありがとうございました。
◎【先着2名】 松下功芸術監督・作曲、上野誠原作・台本
◎【先着2名】 『オペラ遣唐使~阿倍仲麻呂~遥かなる時を越えて』(Rolex Time Day)
ご希望の方はe-mail又は電話にて御名前・御住所・電話番号を下記の窓口へお知らせください。
※12月28日(月)から1月5日(火)は冬期休業のため、受付・発送は1月6日(水)以降となります。
  奈良大学入学課
  【e-mail】nyuugaku@aogaki.nara-u.ac.jp
  【電話番号】0742-41-9502

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