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★オペラ 『遣唐使 ~阿倍仲麻呂~ 』(上野誠教授原作・脚本) 上演のお知らせ

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2009/04/30
ニュース

遥かなる時を越えて
- 万葉の時代と未来を繋ぐ一夜限りのオリジナル・オペラ -

 上野誠国文学科教授(上代文学)が「遣唐使」を題材にしたオペラの原作・台本を執筆しました。
 よく知られているように遣唐使は、飛鳥時代から平安時代まで、200年以上にわたり日本が中国に派遣した国家使節で、先進的な文化や制度の導入に大きな役割を果たしました。
 しかし、往復の海上で暴風雨に見舞われて遭難する例もたびたびあり、文字通り「命がけの航海」であったとされています。万葉集などにも、使節の一員として遥か遠い異国の地に滞在する息子を想う母のこころや、唐で生涯を終えた留学生が望郷の思いを詠んだ作品が、いくつも残されています。

~ 台本・音楽・出演など、全てが豪華メンバー ~

 オペラ『遣唐使』は、原作・台本に上野教授、作曲・指揮に東京藝術大学の松下功教授、出演は日本のオペラシーンをリードする福島明也、吉田浩之、黒木純、菅英三子各氏のほか、遣唐使の母役として観世流能楽師の野村四郎氏、さらに尺八の山本邦山氏、筝の萩岡松韻氏、声明に薬師寺の僧侶が参加し、山田法胤薬師寺副住職が監修するなど、錚々たる顔ぶれによるオリジナル・オペラです。

ストーリー

 奈良時代の717年、弱冠16歳で第9次遣唐使に伴い留学生として唐に渡った阿倍仲麻呂は、時の皇帝・玄宗から寵愛を受け、政府高官に登用されました。
 第1幕では、一人息子を遣唐使として送り出した母の心情が、「万葉集」所収の歌を「謡い」と能楽で演じることで表現されます。
 733年に派遣された次の第10次遣唐使では、4船のうち1船が復路でベトナムに流され、多くの人が命を落としました。この遭難事故で、かろうじて生き残った4人が苦労を重ねて長安まで戻り、仲麻呂に助けを求めてきます。彼らは無事帰還できたのでしょうか、そして仲麻呂自身のその後は・・・。
 2009年6月10日「時の記念日」に第1幕、2010年《平城遷都1300年》の「時の記念日」に第2幕が上演されます。

上演日程【第1幕】

【日時】 2009年6月10日(水) 午後7時開演(午後6時30分開場)
【場所】 薬師寺玄奘三蔵院特設ステージ
【主催】 ROLEX TIME DAY

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