- 2010/03/04
- 公開講座
卑弥呼の宮殿跡か? 邪馬台国論争に決着か?
平成21年11月、奈良県桜井市の纒向(まきむく)遺跡で3世紀前半の大型建物跡が発見されました。床面積が佐賀県吉野ヶ里遺跡を大幅に上回り、同時代では国内最大規模で、新聞・テレビ等で広く報道され、現地説明会には1万1300人が参加しました。
卑弥呼の宮殿跡かとも指摘されており、邪馬台国論争に大きな一石を投じることになった今次発掘調査の責任者、橋本輝彦氏(桜井市教育委員会文化財課主査)は、奈良大学国文学科の卒業生です。
そこで、今年の「春のオープンキャンパス」に併せ、橋本先生と、古墳時代考古学の第一人者、白石太一郎先生(前奈良大学教授、大阪府立近つ飛鳥博物館長)を迎え、この発掘の成果をわかりやすく解説していただくとともに、日本古代史上の意義を論じていただく講演会&シンポジウムを開催いたします。司会進行は本学文化財学科の坂井秀弥教授です。
聴講無料・予約不要ですので、ご家族やご友人もお誘いあわせのうえ、ぜひご来聴ください。

- 纏向遺跡で現地説明中の橋本輝彦氏
日時・場所
【日時】平成22年3月21日(日) 13:00~16:20(受付12:00~)
【場所】奈良大学
※予約不要・参加無料・途中入退場自由です。
※近鉄京都線「高の原駅」より奈良大学まで無料送迎バスを運行します
(乗車時間約5分。10:30~17:30の間、約15分間隔)。
【お問合せ先】奈良大学入学課
〒631-8502 奈良市山陵町1500
TEL:0742-41-9502(直通)
タイムテーブル・演題など
公開講座『邪馬台国からヤマト王権へ ~纒向遺跡の新発見が語るもの~』 |
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| 時間 | 演題・講師 |
|---|---|
| 12:00~12:30 | ウィンドオーケストラ(吹奏楽部)によるミニ・コンサート
☆オープンキャンパス&講演会にお越しいただいた方への「歓迎演奏会」です。 |
| 13:00~14:10 | 「纒向遺跡の発掘調査 ―卑弥呼の宮殿を探して―」
橋本輝彦先生(奈良大学国文学科20期生、桜井市教育委員会文化財課主査) |
| 14:10~15:20 | 「考古学からみた邪馬台国と初期ヤマト王権」
白石太一郎先生(前奈良大学教授、大阪府立近つ飛鳥博物館館長) |
| 15:20~15:30 | ~休憩10分間~ |
| 15:30~16:20 | ミニシンポジウム
白石先生・橋本先生・坂井教授
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| 司会進行:坂井秀弥教授(奈良大学文学部文化財学科教授) | |
講師紹介
白石 太一郎(しらいし・たいちろう)氏
考古学者。1938年、大阪市に生まれる。
大阪府立近つ飛鳥博物館館長、前奈良大学教授。同志社大学大学院博士課程単位取得退学。
奈良県立橿原考古学研究所所員、国立歴史民俗博物館教授、同副館長、奈良大学文学部教授などを歴任。国立歴史民俗博物館名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授。
考古学による日本の古代国家・古代文化形成過程の解明を主な研究テーマとする。
雄山閣考古学賞(2002年)受賞。
主な著書
『考古学と古代史のあいだ』(ちくま学芸文庫、2009) 『考古学からみた倭国』(青木書店、2009)
『近畿の古墳と古代史』(学生社、2007) 『東国の古墳と古代史』(学生社、2007)
『終末期古墳と古代国家』(吉川弘文館、2005) 『考古学と歴史』(放送大学教育振興会、2004)
『古墳と古墳群の研究』(塙書房、2000) 『古墳とヤマト政権』(文春新書、1999) ほか著書多数。
橋本輝彦先(はしもと・てるひこ)氏
考古学者。1969年、奈良県吉野町に生まれる。
桜井市教育委員会文化財課主査。奈良大学文学部国文学科卒業。1994年から桜井市教育委員会に勤務。
弥生時代終末から古墳時代前期の土器や墳墓等を主な研究テーマとする。初期ヤマト政権発祥の地である纒向遺跡の調査を担当し、166次に及ぶ調査の約半数に関わっている。
主な著書
『東アジアにおける都市の成立』(共著)(奈良女子大学、2008)
『古墳出土の土師器と実年代』(共著)(大阪府文化財センター、2006)
『大和・纒向遺跡』(共著)(学生社、2005) 『考古資料大観』(共著)(小学館、2002)
『古代「おおやまと」を探る』(学生社、2000) ほか論文多数。
坂井秀弥(さかい・ひでや)教授
考古学者。1955年、新潟市に生まれる。
奈良大学文学部文化財学科教授。関西学院大学文学研究課博士前期課程修了。学術博士。
新潟県文化財行政課、文化庁主任文化財調査官を経て、2009年から現職。
古代から近世までの総合的地域史、埋蔵文化財の保存と活用を主な研究テーマとする。
主な著書
『日本の遺跡』シリーズ(企画・監修)(同成社、刊行中) 『古代地域社会の考古学』(同成社、2008)
『日本海域歴史体系』第2巻(編)(清文堂出版、2006) 『社会集団と政治組織』(共著)(岩波書店、2005)
『海と城の中世』(共著)(高志書院、2005) 『日本の史跡』(共著)(名著刊行会、2004)
『中世の越後と佐渡』(編)(高志書院、1999) ほか論文多数。











