対象者別メニュー

News / Topics

ニュース・
トピックス

ニュース・トピックス

2020/09/11

お知らせ

後期授業開始にあたって[奈良大学長]

令和2年9月11日
  奈良大学長
  清水 哲郎
 
 

 新型コロナウイルスの感染拡大が世界中の教育現場に大きな影響を及ぼす中、本学でも、5月7日以降、前期の授業については学生の皆さんの安全・健康を最優先に考え、また新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、全ての開講科目でWEB授業を導入してきました。特に、4月7日の「緊急事態宣言」の発令以降、新型コロナウイルス感染症に対する基本方針・行動指針を策定し、各種行事の中止や延期、登校の全面停止、課外活動の禁止、WEB授業の導入などさまざまな対策を講じてまいりました。5月25日付で、緊急事態の解除宣言が出されましたが、7月末までは新しい生活様式定着のための移行期間として引き続き感染症対策の着実な実施が求められており、本学では前期授業をWEB授業とする方針を継続する一方、安全対策を十分に講じたうえで4年次と大学院の一部演習科目等で対面授業を再開いたしました。このように前期の大半の開講科目でWEB授業が行われましたが、学生の皆さんは全く経験したことのない事態で、大いに戸惑いながらの前期だったのではないかと思います。特に新入生の皆さんは、待望の大学生活が登校停止という状況のまま始まり、さぞかし不安で心細い毎日だったのではないでしょうか。まずは、皆さんのご協力と努力に心から感謝申し上げます。また、ここまで無事に教育・研究活動を継続できたことは、皆さんのご理解があってのことで、改めてお礼申し上げます。

 

 さて、後期開講時期が近づいていますが、対面授業に対する全国の大学の対応は極めて慎重です。それは、大学ほど感染リスクの高い場所はないからだといえます。数百人、いや数千人以上の学生が広範囲の地域から通学し、毎時間ごとに、別々の大中小の教室を移動しながら授業を受け、かつキャンパス内で頻繁に大勢とすれ違うことになり、通常の対面授業を全面的に再開するには多くの課題が存在します。本学では、感染防止対策に万全を期して、学生の皆さんに充実した教育・キャンパスライフを提供できるよう、大学として全力で取り組んでいます。また、学生の皆さんの健康を守ることと学習の機会を保障することを両立させるために、教職員一丸となって感染防止に取り組んでいます。

 

 今年度の後期授業は9月19日に開始しますが、これまで種々検討を重ねてきた結果、現在のところ、全開講科目の約60%を対面授業で、残り40%はWEB授業で行うことになりました。特に、WEB授業に関しては、全国的に問題となっているいわゆる課題地獄の回避要請や、より教育効果の高いハイブリッド型授業の導入を推進しています。WEBか対面かの決定にあたっては①人との間隔はできるだけ 2m(最低 1m)を離した場合の各教室の収容定員を決定し、受講者がそれを超えない範囲で可能な限り対面授業を実施する、②原則として各学科必修科目(演習・実習・講読等)を対面授業で実施したうえで、感染を極力防止するために受講者数の少ない科目から優先的に収容可能教室を割り振り、対面授業を実施する、③大学院科目は全て対面授業とする等の基準を設け教室の割り振りを行ったものです。また後期における新たな感染防止対策は、すでに本学HPで公表している「9/2後期対面授業実施に係る感染対策について」等で明示していますのでご覧いただければと思います。さらに、今年度入学された新入生対象のプログラム「いざ始動!奈良大生活第1歩」が開催される9月7日から、大学正門玄関入口にタブレット型サーマルカメラを2台設置して入構者全員を対象に体温測定を実施し、37.5度以上の者は入構できない入口規制を実施しています。

 

 今後、冬に向けて感染リスクが高まることも十分予想されますが、その場合は迅速にWEB授業に移行できるようにして、学生、教職員の生命を守ることを最優先としつつ、学生の皆さんの学習環境を確保して、十分な教育を実施し、教育目標を達成できるようにしていきます。本学の社会的責任を十分に果たせるように教職員一同、全力を注ぎますので、今後とも皆さんのご理解とご協力を頂けますようお願い申し上げます。関係する皆さん全員のご協力により、この苦難を乗り越えることができると信じています。

 

一覧へ戻る

ページトップ