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2017/12/08

お知らせ

「第3回伊藤一彦先生と現代短歌を考える会」が開催されました。

 去る11月23日(祝・木)に、奈良大学短歌会主催「第3回伊藤一彦先生と現代短歌を考える会」が開催されました。

 

 奈良大学短歌会は、教員世話人の教養部・島本太香子教授(医学博士)のもと、学生世話人の文学部文化財学科1年・小江陽南子さん、肥田美咲さんを中心に、歌人の伊藤一彦先生(若山牧水記念文学館長、宮崎看護大学名誉教授、産経新聞歌壇、毎日歌壇選者)のご指導を受けながら、作歌に取り組んでいます。今年9月には創刊誌である作品集「青垣」を刊行しました。伊藤先生は島本教授と学会を通じたご縁から、本学の教養科目の教科書となっている「生きることの人間論」(ナカニシヤ出版)を共同執筆いただいています。

 

 3回目となるこの日は、伊藤先生の「うたのこころ人のこころ」と題した講演で、現代の著名歌人の作品、百歳前後の方々の作品、ご自身の作品の紹介を通して、生きることを詠う様々な「こころ」の有り様とまなざしについて、またそれらを言語化する貴重さを学びました。

 

 引き続き開催された歌会には、48首の短歌が投稿され、他大学の学生、地域の歌人の方も多数出席し、本学学生6人を含む38人が集いました。歌会では、作者の名前は最初伏せられており、参加者が順に作品を読み上げ、解釈と感想を発表し、それに対する意見を出し合います。その後、伊藤先生に講評頂きます。「短歌は詠み手(作者)と読み手(読者)の共同作業で成立する」と伊藤先生。受け取る人によって異なる解釈があり、それらを意見交換することで、詠み手も読み手もそれぞれに新鮮な気付きを得ることもあります。このような歌会を通して、詠み手が伝えたい感動をどうすれば読み手にうまく伝えられるか、を学んでいきます。

 

 学生世話人を務める肥田さんと小江さんは、大学入学後に初めて短歌に挑戦、島本教授の指導を受け、言葉をじっくり選んで今回の短歌を作り、伊藤先生からもお誉めの言葉を頂きました。肥田さんは「短歌を作ることは難しいと思い込んでいたけれど、作り始めるととても楽しく、もっと作りたいと思うようになりました。」と、31文字の中で自由に表現できる短歌の魅力に惹き込まれていました。

 

 この会の発起人の一人である島本教授は、「現代短歌は日常語を使って、五七五七七という文字数の中に、他者へ伝えたい想いを凝縮します。作者の発見や感動を共有する楽しさ、また個人の自由な発想で独自の短歌を作る楽しさを、伊藤先生のご指導のもとで多くの学生や地域の方と共有していきたいです。」と語っていました。

 

 奈良大学短歌会では、今後も、地域の方や全国の学生歌人と交流しながら、活動していきます。

 

※  奈良大学短歌会の活動や、学生の短歌が、俳句・短歌・詩・エッセイなどを中心に刊行している出版社ふらんす堂様のホームページ

  連載されている伊藤先生の『伊藤一彦の短歌日記』に掲載されました。11月掲載のため、現在ホームページ上で閲覧することはできませ

  んが、ふらんす堂様の許可を得て、短歌会についての日記を掲載させて頂きます。下記PDFをご覧ください。

   また、『伊藤一彦の短歌日記』の12月までの内容が、来年(2018年)出版される予定です。

 

 

歌会の様子。右から島本教授(進行役)、伊藤先生。

 

伊藤先生の話を真剣に聞く学生たち

 

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