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  • 近畿都市学会 2017年度秋季大会で、文学部地理学科・酒井高正教授と学部生および院生が研究成果を発表しました!

2017/11/29

お知らせ

近畿都市学会 2017年度秋季大会で、文学部地理学科・酒井高正教授と学部生および院生が研究成果を発表しました!

 

左が酒井高正教授

 

 11月26日(日)に大阪狭山市で、近畿都市学会の2017年度秋季大会が開催され、地理学科の酒井高正教授と、地理学科3年の魚島圭輔さん、小田原佑さん、川田早姫さん、北野万葉さん、服部成男さん、大学院文学研究科の石橋憲太郎さんが、「高校地理必修化に向けた都市研究分野からの教育現場支援-GISを活用した都市の諸課題の教材化の試み-」をテーマに、研究成果を発表しました。


 2022年より高等学校地歴科で必修科目とされることになっている「地理総合」(仮称)は、「持続可能な社会づくり」に貢献できる人材養成に重要な科目と位置づけられており、地球規模から身近な地域までの諸課題を解決する力を育むことが求められ、地図やGIS(地理情報システム)などの汎用的な地理的技能の養成が必要とされます。


 1986年度に地理が必修科目から外れ、現在の高等学校地歴科は、現代都市の諸課題やGISについての知識・技能を持ち合わせない教員が大多数を占めており、新科目に対応した高等学校での教育内容の準備と共に、高等学校で指導的役割を果たせる教員の養成が急務であり、また教材やその作成方法についての情報提供も必要となります。


 今回、地理の教員に必要な知識・スキルを習得することが出来る本学文学部地理学科で、都市研究の初歩を学んでいる学生と院生が、自ら収集したデータをGISを用いて処理することにより、さまざまなスケールでの都市の諸課題を提示する教材を作成する試みを行い、その成果と課題を学会で発表しました。

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