Printing Blocks板木

奈良大学博物館のコレクションをご紹介します。

源語梯板木 2枚 江戸時代
『源氏物語』の江戸時代の注釈本『源語梯』の板木。『源語梯』は天明4年(1784)に大坂の塩屋平助が刊行し、以後、何度も版を重ねた。1枚の板木に表裏に合わせて8ページ分が彫られている。 江戸時代の『源氏物語』の注釈書として、現在確認されているものとしては最古である。
勢多唐巴詩板木 6枚 江戸時代
『勢多唐巴詩』は畠中観斎(1752-1801)の作、当時流行した「おかげまいり」を風刺した狂詩集である。
京都の竹苞書楼から明和8年(1771)に刊行された。当時、画家としても知られた与謝蕪村(1716-83)による扉絵が含まれている。

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