博物館ブログ

更新日:2019年03月13日(水)

企画展開催のお知らせ

(写真は考古学専攻の学生さんによる展示作業中の様子です)

 

平成30年度企画展の第二弾として、「謎の大寺 奈良県山添村毛原廃寺跡 -史跡保存の100年-」が3月11日(月)から始まりました。

 

(写真は「伽藍地内を発掘する―山添村2004年度調査―」の展示より)

 

奈良大学では、地域の自治体・企業と連携協定をむすび、教育、文化、産業、まちづくり等の分野において相互に協力し、地域社会の発展と人材育成に寄与することを進めています。奈良県山添村においては、史学科が古文書調査を行い、その成果を平成28年の当館企画展「古文書に見る近世・近代の暮らしと社会―奈良県山添村毛原地区の資料から―」として展示公開いたしました。

 この展示を契機に、山添村にある国指定史跡「毛原廃寺跡」で出土した瓦について、文化財学科の授業で整理作業を行うこととなり、その成果として報告書作成を目指して現在も整理作業を進めています。

 毛原廃寺跡は、伊賀国境の山中に所在する奈良時代の本格的な寺院で、国の史跡指定制度が始まってまもない、1926年(大正15)に史跡に指定されました。毛原集落の宅地や畑のなかに大きな礎石が並んでおり、当時の集落の威容を想像させます。しかし、記録にはいっさい残っておらず、「謎の大寺」といえ、その性格をめぐる議論は決着がついておりません。その一方で、これまで約100年にわたり、調査・研究と保存のためのさまざまな取り組みが、奈良県・山添村のほか、地元毛原区や史跡の土地所有者によって行われてきました。

 展示では、整理作業や最近の奈良県立橿原考古学研究所の発掘調査の成果とともに、これら100年にわたる地域における史跡保存の歩みを紹介します。

 

(写真は奈良県立橿原考古学研究所所蔵の軒丸瓦です)

 

 今回の展示では、毛原廃寺跡出土の瓦を中心に展示しているほか、正司哲朗先生(本学総合社会学科准教授)による「ドローンからみた毛原廃寺跡」の映像を上映しています。(約4分半)

 瓦などの実物資料や写真パネルの風景写真など、展示と併せて映像をご覧下さい。

 

「謎の大寺 奈良県山添廃寺跡村毛原 -史跡保存の100年-」

会期 2019年3月11日(月)~5月17日(金)

 

開館時間 9時~16時30分(土曜日は12時まで)

 

休館日 日・祝

 

 

 最後になりましたが、本企画展の開催にご協力いただきました関係機関、関係者のみなさまに心よりお礼を申し上げます。

 

※大学行事により臨時休館、特別開館があります。詳細は随時、奈良大学博物館ホームページにてご確認ください。

 

 

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