博物館ブログ

更新日:2018年10月30日(火)

企画展開催のお知らせ

企画展「奈良大学 文化財学科研究教育最前線 2018」が10月30日(火)から始まりました。(写真は展示作業中のもの)

 

本学の文化財学科は、1979年に日本初の「文化財学科」として創設されました。当時、開発事業に伴う遺跡の発掘担当者が全国的に不足しており、その育成が急務となっていました。こうした社会の要請に応えるべく、奈良大学では、史学科に置かれていた考古学専攻に、美術史学、保存科学などを加えて、文化財学科がスタートしました。その後の体制充実により、現在、考古学、美術史学、保存科学、史料学、文化財マネジメント、文化財防災学などの多彩な分野をそなえた、全国的にも特色ある学科となっています。

学科創設から40年。これまで700名以上の卒業生が、文化財の専門職員として全国で活躍しています。また、卒業生の多くが、文化財を愛する市民として、多様なかたちで文化財保護を支えています。

 

展示では、これらの教育研究の成果とともに、文化財防災学など先端的な取り組みを紹介し、文化財学科の将来を展望します。あわせて、学生が社会や地域における文化財の意義を肌で感じとり、真剣に調査研究に取り組む様子もお伝えします。

 

奈良大学文化財学科研究教育最前線2018

会期  2018年10月30日(火)~12月22日(土)

開館時間  9時~16時30分(土曜日は12時まで)

休館日  日・祝

 

大学行事により臨時休館、特別開館があります。ホームページでご確認ください。

 

更新日:2018年09月26日(水)

UMAP(アジア太平洋大学交流機構)使節団が来館されました。

本日(9月26日)UMAPの使節団の皆さん約30名が「アジア太平洋における学生交流」の一環で

奈良大学の施設見学の一部として博物館に来館されました。

博物館の展示内容をより理解して頂くために本学文化財学科教員で、学芸員の小山田宏一先生と、

本学副学長ならびに文化財学科教授の関根俊一先生による、展示解説が行なわれました。

 

展示室では、解説を真剣に聞きながらケース内を覗き込んでいる姿が印象的でした。

中でも四天王像やフォトスポットの説明の際には多くの方々が興味を示され、

写真を撮ったり質問をされたりと盛り上がりを見せていました。

今回の視察では博物館の展示を通して、国際交流の可能性を認識することができ大変有意義なものとなりました。

 

※なお今回の展示は現在公開されておりません。

次回の企画展「奈良大学文化財学科研究教育最前線2018」は10月30日から始まります。

皆様のご来館心よりお待ちしております。

更新日:2018年09月18日(火)

博物館実習(第一期)が実施されました

今回は先日行なわれた第一期 博物館実習の様子を紹介します。

期間は9月3日(月)~7日(金)までの5日間で、学芸員資格取得を目指した館内実習を行ないました。

実習内容は多岐に渡りますが、最初に展示室を案内し、展示ケースなど博物館施設の役割について説明を受けた後、実際に学生に体験作業をしてもらいました。

 展示体験では、チームごとに学芸会議でテーマを決め、図書館で図版などを集めて展示パネルと解説文を作成しました。作業後は展示室内にパネルを設置し、実際に展示解説と題して学生に発表をしてもらいました。

 このほか印刷原板の調書を取る作業など、実際に収蔵品に触れる機会もありました。5日間の実習を終えて、授業や教科書の内容を読むだけでは身につくことができない様々なことを、実際に体験することによって、学ぶことができたのではないでしょうか。

 

 

(0

 

更新日:2018年08月23日(木)

台風20号による臨時休館のお知らせ

台風20号が近畿地方に接近しており、13時50分現在、奈良市に暴風警報と大雨注意報が発令されています。
そのため急ではありますが、本日の開館は14時までになります
 
 
更新日:2018年08月03日(金)

昆虫パネル展開催のお知らせ

 先日紹介した7月29日(日)のオープンキャンパスで、高校生の皆さんに作成して頂いたパネルを、博物館入口前ロビーで展示しています。

 

 本学は豊かな自然環境に恵まれており、キャンパス内では様々な昆虫と出会うことができます。今回展示しているパネルは、本学の職員である内田大輔さんがキャンパス内で撮影した写真です。

 

 キャンパス内に生息する昆虫の写真と高校生の皆さんが作成したパネルの成果を、ぜひご覧ください。こちらの展示は企画展と同じく、8月31日(金)までの会期となっております。

 

皆様の来館を心よりお待ちしております。

 (O

 

更新日:2018年08月03日(金)

オープンキャンパスと体験学習の様子

(写真は高校生の作業中に今回の展示の解説を聞く、保護者の皆さま)

 

今回は夏休みに開催されたオープンキャンパスの様子をお伝えします。

 

7月29日(日)のオープンキャンパスでは、博物館では文化財学科の体験学習として、「一日学芸員になろう」という企画が催されました。

 この企画では、一日学芸員体験と題して、高校生たちにパネルを作成してもらい、展示に関わる作業を体験してもらいました。今回は午前、午後と二回に分けて開催しましたが、どちらも20名以上の高校生と保護者の皆さまにご参加いただき、大盛況のうちに終了しました。

 オープンキャンパスで高校生に作っていただいたパネルは、博物館入口前のロビーで展示していますが、どのようなパネルが完成したのかの詳細は、また別の記事で紹介しますので、併せてご覧ください。

 

パネルを作成したことのない人がほとんどでしたが、無事に怪我もなく、綺麗なパネルが出来上がりました。今回のオープンキャンパスでは、奈良大学博物館の展示に高校生の皆さんが参画し、また展示に関わる作業を実際に体験してもらうことによって、博物学芸員のお仕事の一端を理解する、良い機会になったと思います。

 

企画展「地域のくらしとまつり よみがえれ!だんじりの龍」の会期は8月31日(金)までとなっています。体験展示は行いませんが、8月26日(日)のオープンキャンパスでも15時まで特別開館を予定しています。ぜひこの機会に博物館まで足をお運びください。

 

皆さまの来館を心よりお待ちしております。

 

※来館者や高校生の顔が写っていますが、事前に了承を得ています。

 

(0)

パネルを作成したことのない人がほとんどでしたが、無事に怪我もなく、綺麗なパネルが出来上がりました。今回のオープンキャンパスでは、奈良大学博物館の展示に高校生の皆さんが参画し、また展示に関わる作業を実際に体験してもらうことによって、博物学芸員のお仕事の一端を理解する、良い機会になったと思います。

 

企画展「地域のくらしとまつり よみがえれ!だんじりの龍」の会期は8月31日(金)までとなっています。体験展示は行いませんが、8月26日(日)のオープンキャンパスでも15時まで特別開館を予定しています。ぜひこの機会に博物館まで足をお運びください。

 

皆さまの来館を心よりお待ちしております。

 

※来館者や高校生の顔が写っていますが、事前に了承を得ています。

 

(0)

更新日:2018年07月08日(日)

企画展開催のお知らせ

企画展「地域のくらしとまつり よみがえれ!だんじりの龍」7月7日(土)から始まりました。(写真は展示作業中のもの)

 

 奈良大学博物館は、昨年度、大東市立歴史民俗資料館とともに委員会を設置して、文化庁の「地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業」の採択を得て、「進化系アーカイブと旅するミュージアム事業」にとり組みました。その一環で、大東市立歴史民俗資料館で開催した展示について、今回、企画展「地域のくらしとまつり よみがえれ!だんじりの龍」としてお届けします。

 

この展示の舞台である、大阪府大東市龍間(たつま)地区は、生駒山の山間部の集落です。農業のほか、石切場、清水を使った氷づくり、水車を利用した製粉業が盛んで、豊作祈願の祭礼は「だんじり(地車)」が曳かれていました。

 しかし平成27年に、明治時代初めの「だんじり」が解体されることになりました。「だんじり」は、地域のくらしとまつりを象徴する存在です。そこで大東市立歴史民俗資料館は、市民学芸員、地元企業と連携し、「だんじり」の彫り物の「龍」、関連する古文書などを保存・活用する取り組みを始めました。奈良大学と奈良大学博物館は、保存処理とデータベースの構築などに協力しました。

 

今、「だんじり」の「龍」はみごとによみがえり、地元のほか出張展示などであちこちに旅し活躍しています。展示では、「だんじり」の「龍」と飾り幕、関連古文書、地の利をいかした龍間の産業を紹介します。

本日、7月8日(日)はオープンキャンパスのため、9:00~15:00まで開館していま

す。この機会にぜひ博物館へ足をお運びください。

 

皆様の来館を心よりお待ちしております。

 

(O

更新日:2018年07月07日(土)

奈良市巡回ミニ展示が始まりました

奈良市埋蔵文化財センターと本館が共催する、巡回ミニ展示「奈良を掘る5 陶棺に納められた副葬品」が7 月4日(水)から始まりました。

第五回目の今回は、「横穴墓と陶棺」をテーマとして、陶棺から出土した副葬品に注目します。

 奈良市北西部では、陶棺を埋葬する横穴墓が多数見つかっていますが、これらは埴輪生産に関わった土師氏(はじし)の墓であると考えられています。今回の展示では、墓制や葬送儀礼の関係を考える上で重要な装身具や鉄器など、陶棺に納められた副葬品を紹介します。

 

赤田(あこだ)横穴墓群出土の耳環を一挙公開するほか、鉄器や玉類も展示しています。

 

奈良市巡回ミニ展示「奈良を掘る5 陶棺に納められた副葬品」は、7月4日(水)~7月31日(火)まで開催しています。

 

皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

 

(0

更新日:2018年03月17日(土)

臨時閉館のお知らせ

3月24日(土)を臨時閉館とさせていただきます。

ご了承ください。

翌25日(日)は10時~17時まで特別開館しておりますので、皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

(O)

更新日:2018年03月01日(木)

特別開館のお知らせ

3月25日(日)は、『東野治之奈良大学名誉教授 文化功労者選定記念フォーラム 法隆寺と聖徳太子』開催のため、10時~17時まで特別開館することになりました。

 

『東野治之奈良大学名誉教授 文化功労者選定記念フォーラム 法隆寺と聖徳太子』については、下記の大学HP 、イベント・講座情報のページをご覧ください。

 

https://www.nara-u.ac.jp/event/2018/54

 

 皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

 

(0)

1 2

前のページへ戻る
奈良大学
〒631-8502 奈良市山陵町1500  TEL. 0742-44-1251 / FAX. 0742-41-0650
ページの先頭へ戻る