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2016/09/13
イベント
フィールドワーク授業で「神戸レインボーハウス」と「人と防災未来センター」に行きました。
臨床心理学コースの学生33名と教員6名で、「神戸レインボーハウス」と「人と防災未来センター」に行ってきました。
「神戸レインボーハウス」は、阪神淡路大震災のときに震災遺児の心のケアの拠点として生まれました。「神戸レインボーハウス」の八木さんから施設の誕生、巣立って行った子どもたち、現在レインボーハウスが果たしている役割についてお聞きし、震災遺児の成長をつづったDVDを視聴しました。2階には、「おしゃべりの部屋」「火山の部屋」「おもいの部屋」など、いくつもの部屋が用意され、学生たちはそれぞれお気に入りの部屋を見つけ、存分に味わっていました。
「人と防災未来センター」では、“1.17”をスクリーンと大音響で疑似体験し、想像を絶する災害であったであろうことを痛感しました。科学的な説明の展示物だけでなく、火事で焼け落ちた看板や、無事を確認し合うメモなど、あの日を生々しく再現する展示物の数々に、当時の街や人々に思いを馳せました。最後に語り部の方から、次世代に伝えるメッセージをお聞きし、フィールドワーク授業を終了しました。
あの年に生まれた学生たちは、今日のフィールドワークから何を感じ取ってくれたでしょうか?他人ごとではない災害について、もう一度考えてみる機会としたいと思いました。