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文化財学科からのお知らせ

2022/01/19

授業風景

特別授業で「史跡保存100年と考古学の役割」について学ぶ

 奈良大学大学院の文化財史料学専攻では、昨年度に定年退職された坂井秀弥名誉教授を招いて、特別授業を実施しました。坂井先生は現在、公益財団法人大阪府文化財センターの理事長として、大阪府下の埋蔵文化財行政に携わられています。
 今回は、昨年に史跡指定が始まって100年という節目の年であったことから、文化財保護行政の歴史や、そこに携わる文化財の専門職員の役割について、自らの経験を踏まえて話をされました。
 特に遺跡保存では、専門家や行政の役割は大きいのですが、最も重要なのは、その地域の住民が遺跡を大切に思う気持ちであるといいます。そこで、文化財の専門職員の中でも、住民と直接接する市町村の専門職員の役割が重要だといいます。地域の住民と専門的な遺跡を結びつけるのが、最前線にいる市町村の専門職員だからです。昔は、発掘調査だけをしていればよい時代もありましたが、近年は文化財をわかりやすく解説したり、文化財を活用した町づくりなども重視されています。地域に愛される遺跡こそ、文化財の保護に繋がるのです。そのために、市町村の専門職員は、様々な仕事をしなければなりません。
 今回の特別授業に参加したのは、文化財の専門職を目指す大学院生と学部生でしたが、これからの文化財保護行政に求められる人材について、理解が深まったことと思います。

坂井秀弥先生、久々の登場!

文化財保護と考古学専門職員の重要性を語る!

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