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文化財学科からのお知らせ

2021/10/29

授業風景

奈良大生がゆく! -古都の文化財をたずねて-

秋の暖かな日差しのなか、2年生を中心としたグループの学外授業で奈良市内にある文化財の巡見を実施しました。当日は各自が事前調査をした興福寺や東大寺などの寺社の境内を丹念にまわりつつ、和気あいあいと古都の文化財を満喫し、なによりの学修となったようです。

なかでも興福寺では、中金堂の再建に使用した柱の余材を前にして、常如院の辻 明俊住職より、文化財保存修復の現場における素材入手の苦労話や建築技術の伝承問題、各種行政手続きにまつわる課題などについて詳しくご説明を頂戴しました。参加学生にとっては創建時と同じように槍鉋がかけられ、朱塗りされた径80cm近くの材に触れながら、「文化の伝承」の必要性と難しさを実地で感じ取る良い機会になったと思います。さらに今回の巡見では、近く解体修理が始まる五重塔の初層内陣を特別に拝観させていただくことができました。普段は閉ざされている内陣の四方三尊像さらには、須弥壇下の心礎上の柱など、見ごたえのある文化財を前に皆が思わず息を呑んでいました。少し距離がありましたが、今回はみなさん最後まで無事に予定コースを歩きとおすことができました。コロナ感染症が落ち着き、これからはもっと、気軽に外にでかけられるようになることを祈ってやみません。

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