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文化財学科からのお知らせ

2021/07/23

授業風景

平城宮東院跡の発掘現場を見学!

平城宮東院跡の発掘現場を見学!

                     

 史料学概論と考古学概論では、5月に学外授業として平城宮跡の巡見を行いましたが、6月23日には、再び平城宮跡を訪れ、調査中であった東院の発掘現場を特別に見学させてもらいました。

 前回の巡見では、平城宮の歴史や大きさなどを体感しましたが、この地下には、まだ知られていない遺構が眠っています。それを解明する方法の一つが発掘調査です。すでに新聞報道でもありましたが、東院は皇太子の宮や天皇の離宮があったとされる場所で、今回も大きな建物跡が見つかっています。

 初めて発掘調査現場を見る学生も多く、熱心にメモをとりながら、調査員の話を聞いていました。どのように発掘調査をしているのか、遺跡から何がわかるのかなど、物言わぬ遺跡の声を聞くことが、発掘調査の醍醐味です。そこから、奈良時代の歴史を考えることになるのです。

 現地に立って体感することが、歴史研究の第一歩ですが、本物の遺跡(文化財)に触れることができるのも、奈良大学の強みです。

 

  ※写真は、いずれも平城宮東院現場見学の光景

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