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文化財学科からのお知らせ

2020/12/15

授業風景

西大寺から秋篠寺へ歩く! 史料学概論・考古学概論の史跡巡検

西大寺から秋篠寺へ歩く!

 後期の史料学概論と考古学概論では、10月28日に学外授業として、西大寺から秋篠寺まで、史跡に触れる巡見をしました。1回生で受講するこの概論は、ウェブによるリモート授業になり、皆が集まる機会も少ないこともありますが、奈良大学では、教室の中の勉強だけでなく、実際に現地に行って感じることも大切にしています。

 今回の学外授業では、吉川・相原の教員のもと、約80名の学生が、コロナ対策をしながら、近鉄大和西大寺駅を出発しました。

 まず、西大寺を横目に見ながら訪れたのは、叡尊の墓とされる巨大な五輪塔です。その大きさに圧倒されながらも、道は西へ西へ登っていきます。目的地は高塚町の鷹塚山大権現。このあたりに孝謙天皇の真陵があるのではないかと考えられています。さらに赤皮田池跡の痕跡を見ながら秋篠寺へ。ここの東塔礎石の残りの良さはピカイチ。さらにいぬい池の裾を通って、ゴールの奈良大学へ。最終的に本部棟4階の展望ラウンジで、これまで歩いたルートを確認して終了です(14000歩)。

 今回の巡見を通して、絵図や史料にみられるところを、その立地や景観・痕跡を含めて現地で体感できた半日だったと思います。

秋篠寺東塔礎石での見学風景

 

体性院 叡尊の墓での見学風景

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