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文化財学科からのお知らせ

2019/04/26

ニュース

斑鳩町教育委員会と「甲塚古墳発掘調査に関する共同発表」を行いました!

 斑鳩町教育委員会と本学文学部文化財学科が4月25日(木)に斑鳩町役場で甲塚古墳発掘調査に関する報道発表会を開き、同町教育委員会文化財係長で本学文化財学科卒業生の荒木浩司氏と豊島直博教授が、調査担当者として発表を行いました。共同で調査を行っている甲塚古墳で埋葬施設を確認し、古墳時代中期(5世紀)に製作されたと考えられる青銅鏡が出土したことから、甲塚古墳が5世紀以降に造営されたことが確定したと公表しました。

 

埋葬施設から青銅鏡が出土!

 

 出土した直径6センチの青銅鏡は、鏡背の中央に鈕(紐通しの孔)があり、鈕の周囲に三重の圏線が巡る重圏文鏡で、圏線の外側に複線波文、その外側に極めて細い鋸歯文が巡っています。鏡面に赤色顔料が付着しており、顔料を本学文化財学科魚島純一教授が蛍光X線分析した結果、水銀朱であることが判明しました。鏡背の文様構成から、古墳時代中期中頃(5世紀中頃)に製作された鏡と考えられます。

 

出土した青銅鏡の鏡背(左)と鏡面(右) 

 

  

 本学は、2007(平成19)年2月に聖徳太子ゆかりの奈良県・斑鳩町と包括連携協定を締結しています。この協定のもと、2013(平成25)年より斑鳩町教育委員会と共同で古墳調査を実施、豊島教授が参加学生を募り、毎年夏期休暇中に測量調査、春期休暇中に発掘調査を行っています。甲塚古墳は2016(平成28)年8月に測量調査を実施し、円墳である可能性を確認、2018(平成30)年2月から3月に第1次発掘調査が、2019(平成31)年2月から3月に第2次発掘調査が実施されました。(現地は既に埋め戻しています。)
 発掘調査は斑鳩町教育委員会、豊島教授らの指導のもと行われ、本学学生、大学院生、卒業生、通信教育部生らが参加しました。

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