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文化財学科からのお知らせ

2017/09/13

イベント

坂井ゼミの研修旅行「若狭の遺跡・文化財とまちづくり」

考古学・世界遺産の坂井ゼミでは、夏休み恒例のゼミ旅行を、9月9日・10日の一泊二日で行いました。

今年は3年前に卒業したOG5名を含めて19名が参加し、楽しくにぎやかでした。

1日目は若狭町の永江寿夫さんのご案内で、熊川宿(重伝建)、町歴史文化館(古墳の展示)、上中古墳群、三方縄文博物館などを見学。

2日目は美浜町の松葉竜司(本学OB)さんのご案内で、町歴史文化館(展示)、興道寺廃寺、その後、小浜市の西島伸彦さん(本学OB)のご案内で、岡津製塩遺跡、小浜城跡、小浜西組(重伝建)、若狭神宮寺、若狭歴史博物館、若狭国分寺など、たくさんの遺跡・文化財を見学しました。

見どころ満載で、二日間急いで回りましたが、見残しているものがたくさんあります。

認定第1号の日本遺産は、「海と都を結ぶ若狭の往来文化遺産群―御食国若狭と鯖街道―」ですが、畿内のすぐ北、日本海に面したこの地に開いた豊かな文化を、たっぷりと体感することができました。宿で出た海の幸も最高でした。

永江さんからは、これまで積み重ねてこられた古墳や熊川宿などの文化財保護のあゆみと、まちづくりの取り組みについて拝聴しました。永江さんは、地域の文化財とそこに暮らす人びとに対する熱い思いを静かに語られ、多くのことを学びました。

また、OBのお二人には夜もお付き合いいただきました。

永江さん、西島さん、松葉さん、まことにありがとうございました。深く感謝申し上げます。

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