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About Nara UNIVERSITY

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教員紹介

豊島 直博 教授・博士(文学)

文学部

TOYOSHIMA Naohiro 豊島 直博 教授・博士(文学)

  • 専門

    日本考古学

  • こだわり

    実物を見ること

  • 趣味・特技

    サッカー

  • オススメの書籍

    都出比呂志『古代国家はいつ成立したか』(岩波新書)

主な担当科目

学部 考古学講読、考古学実習、考古学特殊講義、考古学演習
大学院 考古学特殊講義、考古学演習

経歴

1996年
  • 大阪大学文学部史学科卒業
1998年
  • 大阪大学大学院文学研究科修士課程修了
  • 岡山大学埋蔵文化財調査研究センター 助手、奈良国立文化財研究所 文部技官、奈良文化財研究所 主任研究員、文化庁美術学芸課 文化財調査官を経て
2013年
  • 本学着任

主な著書・論文

著書
  • 『古代刀剣と国家形成』(単著、同成社、2022年)
  • 『ここまでわかった飛鳥・藤原京』(共編著、吉川弘文館、2016年)
  • 『鉄製武器の流通と初期国家形成』(塙書房、2010年)

現在の研究テーマについて教えてください

日本における国家形成の考古学的研究
日本における古代国家はいつ、どのように成立したか。考古学と文献史学を総合して考察している。奈良県斑鳩町をフィールドに、斑鳩大塚古墳、甲塚古墳、寺山古墳群、戸垣山古墳などの古墳を学生とともに測量・発掘調査している。毎年、夏休みに測量、春休みに発掘を行い、普段は大学で出土遺物の整理と報告書作成を行う。遺物では、全国の古墳から出土する鉄製武器を専門に、武器の生産と流通、軍隊の形成などから日本古代の国家形成過程を追求している。

担当している代表科目の説明をお願いします

考古学講読
大学の勉強は教科書ではなく、研究者の執筆する論文によって成立している。講読の授業では、日本考古学に関する代表的な論文を選び、全員で読み、議論して内容を理解する。

考古学実習
考古学実習では、学生は2班に分かれ、屋外班はレベル、平板など、発掘調査に先立つ測量調査に必要な技術を学ぶ。屋内班は土器、石器、瓦の実測、レイアウト、製図など、発掘調査報告書の作成に必要な技術を学ぶ。屋外班と屋内班は前期と後期で入れ替わり、両方の技術を学ぶ。

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