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教員紹介

床谷 文雄 教授

文学部

TOKOTANI Fumio 床谷 文雄 教授

  • 専門

    民法、家族法

  • こだわり

    法律をわかりやすく、身近なものにしたい

  • 趣味・特技

    テニス(趣味です。特技ではありません)

  • オススメの書籍

    穂積陳重『法窓夜話』(岩波文庫)

主な担当科目

学部 日本国憲法、法学、現代社会と法、基礎演習

経歴

1977年
  • 大阪大学法学部法学科卒業
1982年
  • 大阪大学大学院法学研究科民事法学専攻満期退学
1982年~2019年
  • 神戸女学院大学(6年)、大阪大学(31年)勤務、研究科長など歴任
2019年
  • 本学着任

主な著書・論文

著書
  • 『民法7 親族・相続 第6版』(共著、有斐閣、2020年)
  • 『親権法の比較研究』(共編著、日本評論社、2014年)
  • 『現代相続法』(共編著、有斐閣、2010年)
  • 『親子の法律相談』(共編著、有斐閣、2010年)
  • 『遺言自由の原則と遺言の解釈』(共著、商事法務、2008年)
論文
  • 「ドイツにおける内密出産制度導入の意義と課題」阪大法学313号/318号(2018年/2019年)
  • 「匿名出産とBabyklappenー生への権利と出自を知る権利」阪大法学225号/226号
  • 「ドイツ養子制度における子の福祉ー養子法の現代化」阪大法学118号/119号

現在の研究テーマについて教えてください

家族の多様化など現代社会の変化に適合した家族法の研究
主な研究テーマは、(1)親子関係の成立原理、(2)氏と戸籍制度、(3)相続法の現代化です。(1)は、養子縁組や生殖補助医療に関係する親子関係の形成についての理論とその効力に関して研究しています。(2)は、夫婦別姓などの夫婦間の氏と親子の氏と戸籍との関係を、憲法が保障する幸福追求権や個人の氏名権の観点も含めて研究しています。(3)は、人の死亡によってその財産が配偶者及び子ら親族に承継される相続制度について、超高齢社会、人口減少社会、家族の多様化など、現代の社会的変化にともない、どのような変化が求められているか、相続法の立法的・法解釈学的研究をしています。

担当している代表科目の説明をお願いします

法学
社会の基本的ルールである法律についての基本を学ぶ科目です。人が他人との交わりの中で形成する契約関係、不法行為(事故による損害賠償など)、家族の法律、労働者の権利、社会保障、犯罪と刑罰、民事裁判と刑事裁判などについて学びます。

現代社会と法
法のさまざまな世界の中から、私たちの日常の生活の基盤である家族についての法律問題を上記「法学」よりも詳しく学びます。親と子の関係、夫婦(同性カップル)の法律関係、高齢者の扶養と介護、相続の問題など。

日本国憲法
基本的人権、国家の諸機関の構造と権限、平和主義など、日本国憲法の基本を学びます。

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