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専門
日米関係史、グローバルヒバクシャ研究、太平洋核実験
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こだわり
過去の遺産は未来に実りをもたらす種(米国立公文書館)
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趣味・特技
映画・音楽・絵画鑑賞、世界中の料理を食べること
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オススメの書籍
ハーバート・ノーマン『クリオの顔』
主な担当科目
学部 | 史料講読、史学演習、国際交流史特殊講義、国際交流史基礎講義 |
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大学院 | 文献史学特殊講義、文献史学(外国史)演習 |
経歴
1991年 |
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2003年 |
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2020年 |
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主な著書・論文
著書 |
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論文 |
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現在の研究テーマについて教えてください
グローバルヒバクシャ研究
現在の研究テーマとしては、グローバルヒバクシャ、つまり世界のヒバクシャ問題に取り組んでいます。2023年は第二次世界大戦終結から78年たっていますが、現在ますます戦争の実態解明が急がれます。また、核開発の中での被ばく者、広島・長崎への原爆使用による被爆者、核実験による被ばく者、原発事故による被災者の問題の多くは隠されてきました。私は主に米国立公文書館などで収集した史料や、被災した人々の証言を検証することにより、そうした核による被災の実態解明を進めたいと思います。核開発の中で被災している人々は、旧植民地であったり先住民の人々が多く、世界史的視点での構造的暴力の解明が大事だと思います。
担当している代表科目の説明をお願いします
国際交流史基礎講義
太平洋は穏やかな海としてその名がつきましたが、20世紀のアジア・太平洋地域は戦争の連続でした。「冷戦」とよばれる時代、朝鮮戦争、ヴェトナム戦争と戦争が起こり、その中で日米関係も変節してきました。この授業ではこうした歴史を踏まえながら、日米関係、戦争と平和の問題について多角的に議論したいと思います。
国際交流史特殊講義
この授業では、広島・長崎への原爆使用や冷戦下での米核実験について、米公文書(マンハッタン計画文書・米原子力委員会文書・米国務省文書など)と、被ばくした人々の証言に注目して検証します。また2017年7月に国連で採択され、2021年1月に発効した核兵器禁止条約など、核廃絶に向けての具体的な動向について取り上げます。
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