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専門
日本近世文学
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こだわり
地道な努力こそ、切り拓く力となる
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趣味・特技
史跡めぐり・和本収集
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オススメの書籍
濱田啓介『国文学概論』(京都大学学術出版会)
主な担当科目
学部 | 言語文学、国文学講読、国文学演習、近世文学論、国文学史、伝統芸能鑑賞 |
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大学院 | 近世文学演習、日本言語文化論 |
経歴
2004年 |
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2006年 |
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2008年~2010年 |
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2010年~2014年 |
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2014年 |
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2014年~2015年 |
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2015年 |
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主な著書・論文
著書 |
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論文 |
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現在の研究テーマについて教えてください
曲亭馬琴の小説を「様式」から追究する
江戸時代後期の小説を専門としていますが、とくに『南総里見八犬伝』の作者として名高い曲亭馬琴の読本(伝奇小説)・合巻(娯楽絵本)作品を中心に研究しています。テーマとしては、馬琴の作品を様式という観点から捉え直すことを目指しています。ここでいう「様式」とは、〈身替り〉や〈血合わせ〉といった演劇由来の趣向、悪女や忠臣などの類型的な人物造型を指します。また、山東京伝や十返舎一九といった同時代作者の作品との比較をおこなうことで、馬琴という作者の独自性・多様性をうかがうことができるのでは、と考えています。近年は馬琴の演劇利用を軸に研究を進めています。
担当している代表科目の説明をお願いします
国文学講読
播州姫路の皿屋敷伝説を描いた山東京伝の合巻『播州皿屋敷物語』に注釈を施しながら、精確な読解を目指します。受講生は、辞書や研究書等を駆使して調べを進め、それをもとに発表をおこないます。
国文学史
高校までの国語ではあまり扱われてこなかった、江戸時代の小説史を学びます。作者や作品についての知識を身に付けることはもちろんのこと、当時の歴史的・文化的背景を理解したうえで、個々の作者・作品の魅力に迫ります。
伝統芸能鑑賞
浄瑠璃・歌舞伎といった伝統芸能を、実際に劇場に行って鑑賞します。敷居が高いと思われがちな伝統芸能を身近に感じる良い機会です。チケット代も一般よりかなりお得です。
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