奈良大学は、40余年の歴史を重ねています。
- 学校法人奈良大学理事長市川 良哉Yoshiya Ichikawa
わが学園は1925(大正14)年、薮内敬治郎先生によって創設された南都正強中学に始まります。爾来、幾多の試練を克服しながら発展し、1969(昭和 44)年4月本学が開学されました。当時、薮内敬治郎理事長は「この大和の地に、世界的視野に立つ、国家有為の青年を育成し、また学術の研究を進めることは当初よりの学園の希求であった」と述べています。以後、学部学科の増設、キャンパス全面移転、大学院や通信教育部の設置、施設設備の拡充など、教育研究の充実を図って参りました。多くの関係者のご努力によって今日に至りましたこと、深く感謝と敬意を捧げます。
本学建学の精神は、正義を重んじ高い倫理観道徳観に立って、課題を発見し、それを解決する能力と創造力を培い、問題解決に努力する社会に有為な人材の育成にあります。いま、社会の各界に活躍する卒業生は一万九千余名を数えます。また、親子二代にわたって本学に学ぶ人たちも次第に増加し、うれしい限りであります。
時代は少子化が進行し、私学を取り巻く環境は極めて厳しいものがあります。そうして大学教育はその質の保証が問われています。われわれは、時代や社会の要求を直視し、「確かな教育」と「堅実な経営」の実現に一層の努力を傾注する所存であります。
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